序章
これが初投稿です。
本編を書く勇気が無く、まずは外伝を書いて見ました。
文章力皆無な上、コンピューターに弱い為、読者の皆様には御迷惑をお掛けすると思いますが、暖かく見守ってくださると幸いです。
神罰から1840年。
その日から〝神暦〟と呼ばれる現在。
世界は、大きく二面に別れていた。
太陽の恩恵に、月明かり、青い空と海に恵まれた、蒼穹の上層世界──蒼空海と。
凄まじい雷雨を、絶え間なく生み続ける雲海。上下層を隔てるモノ(ヨルムンガンド)に、まるで何かを閉じ込めるかのように閉ざされた、黄暗の下層世界──黄地獄である。
そして、これらを作り出し維持しているのが、海抜0(ゼロ)メートルから成層圏にまで達する──超巨大樹木型積乱雲。この世界の象徴であり、滅ぶはずの世界を歪な形ながらも救ったのは、世界を調整していると言われる精霊とされ、神の慈悲と言われている。
しかし、人間は、善くも悪くも忘れる生き物だ。
蒼空海全ての国が、否応なく参加した大戦。
黄地獄の燃料資源に端を発する争いは、後に、蒼穹世界大戦と言われた。
世は、大戦末期。
この外伝は、飛行戦艦時代の地中海を舞台に、愛と誇りを懸けて決闘した、二人の竜の騎士の友情の物語である。