しのと篠と四ノ
毎回ここで困るんですけど、どうしたらいいんでしょうか?
Q 改名するだけのためにそれで一つ話を書く必要はあるのか?
A そんな必要はない。全然ない。
おそらくこんばんは羽生河しのです。んで、早速ではございますが、私羽生河しのはこの話をもって、羽生河しのから羽生河四ノに改名したいと思っております所存でございます。
で、そこで一つ問題が生じてしまいました。
それは、「羽生河四ノか羽生河篠かどっちがいいか?」というものでございます。
・・・
ええ、ええ、分かっております。存じております。みなまで言っていただかなくても分かっておりますよ。私、空気は読める方でございますから。
どっちでもいいでしょう?
わかります。その気持ちはすごくわかります。思慮の足りない私だって他の人からそう言われたらそう思うに違いなく『そんなもんどうでもいいよっ!!』って言うでしょうね。そればかりか私の心の荒れている時等はそのあとに『クズがっ!!』とまで言うかもしれません。よくある物語の悪役のように。最後主人公に倒されることを人生の大半の目的としたソレのように。
ですがわざわざこんな散文をお読みになられる心優しい皆様におかれましては、どうか今一度の、熟考の猶予をご自身の脳に与えていただきたいのでございます。
名前です。私が今変えようとしているのは己が名前なのです。
名前っていうのがどういうものなのか?皆様もご存知でいらっしゃいますでしょう?
名前っていうのはその人につくタグです。皆様な『プライベートライアン』をご覧になったことがございますでしょうか?たった一人の人間を戦場から探しだし、母の元に返すことを目的にしたあの映画を。
あの映画の中にある列を横目に目的の人物のタグを探すシーンがございます。
恥ずかしい話なのでございますが、私あのシーンがとても怖いです。理由はよくわかりません。ただ今でも時偶夢に見ます。
一つのタグを探す一行を見るあの目の数。
タグの音。
恐ろしいほどいい天気。
・・・
久しく見ていないので、若干の差異はあるかもしれません。しかし私の中の印象というのはそういうものです。
そして、私はその『タグ』を変えようと言っているのです。
いわば『自分の証を変える』私はそう言っているのです。
ああ・・・、
もちろん、私も含めネット社会に生きる皆様のことでございますから、そこまで重要に考える必要はないのかもしれません。
「たかが名前」
その通りだと思います。
ネット社会ではたかが名前です。変えたい時に変えられる。そういうものです。
そう考える方がいることは別に特別でもなんでもございません。
名前、好きな時に変えられるもの。
そういう方からしたら、今の私が言っていることは『なんて頭の悪いこと』だとお思いになるかもしれません。
しかし、そうお思いになっている方もほんの少しだけ、ほんの少しだけ考えてみてくださいませ。
「名前を変えることに抵抗ない人間もいれば、その逆の人間も世の中にはいるのだ」
と。そういうふうに。
※
さて、じゃあなんでその名前を変えるのか?今からはその話をします。皆様のご興味をひけるような話を出来たらいいのですが・・・残念ながらそういう面白いものは皆無だとは思います。心苦しくて恐縮なのですが、もしよろしければもう少々お付き合いください。
私が最初この名前「羽生河しの」にしたのは全くの偶然です。
当初は理由もあったのかもしれませんが、少なくとも今は思い出せません。それくらいのもので、私もあの時はそこまで名前に執着もなかったと思います。
それどころか、
ごくごく最近に至るまで私は自分のこの名前を改名するなんてことは想像もしていませんでした。
夢にも見ていませんでした。
それなりに気に入っていましたし、別に今更っていうのがあったのです。
しかしながら、
状況は変わりました。
状況っていうのはいつだって変わってから他に影響をもたらすのです。だから私は思うのでございます。「そういうのを残酷というのかもしれん」と。
・・・
ああ、話がそれました。
状況の変化についてでしたね?ええ。分かっておりますとも。
その状況の変化というのは、
田島岬塔台です。
話はすこし変わりますが、私はこの「羽生河しの」という名前はここだけのものとして機能してございます。
それはまあ良い様に言ってみたらオリジナルドメインとでも申しましょうか。格調高過ぎてアレなんですけども。
なので『私』っていうのは他世界においては、高瀬秋口、和委志千雅、炉久井紙塚、といったように名前をいちいち変えて各々が存在しております。
これに関して私には、ひとつ明確な目的があります。
「私という人間がそれぞれ名前を変えてたくさん存在して、それをある程度続けていけば、それはもしかして人格障害になるのではないか?」
というものです。
今現在で言えば、その兆候は全くありません。兆候の兆候すらありません。普通です。何も変化はありません。ただ楽しいだけです。ですが、将来的にそうなってくれたらすげー嬉しいって私は思っています。十年二十年三十年、続けていけばもしかしたら少しは変化もあるかもしれません。今現在その身をもって実験している最中なのです。
んで、話を戻します。
田島岬塔台。
この度、そういう名前の新しい私が誕生する予定です。場所はFC2の方で。最初は五人目を作りたかっただけなのですが、予定外に二人になってしまいました。
田島岬塔
と
田島岬台
に。
おそらく双子とかそういう感じになると思います。ですが、こればかりはまだわかりません。どうなるのか自分でもわからないのです。私ってそういうところがあるんです。見切り発車が大好きなんです。でも面白いのです。私が。私は私が面白いと思うことをやっていたいのです。
んでぼちぼち話を戻します。これの何が問題なのかと申します。
羽生河しの
秋口高瀬
和委志千雅
炉久井紙塚
これだとあんまり気にならないのです。
ですが、
羽生河しの
秋口高瀬
和委志千雅
炉久井紙塚
田島岬塔台
・・・これだと何か『しの』が気になりませんか?
気になるんですよね。わたし。何か気になるんですよ。気持ち悪いンですよ。
・・・これが今回の改名の理由です。そして羽生河四ノにするか、羽生河篠にするか今悩んでいます。
※
「おい、いつまで自分語りしてんだお前?」
「あ、忘れていた」
この人は今日この為に呼んでいた、和委志千雅さんです。和委志千雅さんは最近、変換が数椅子地下になることを悩んでいます。
「僕らいらなかったね」
この人は秋口高瀬くんです。この人はよく私たちの中で問題を起こすので最近危険視されています。
「苦手意識はなくなった?」
この人は炉久井紙塚さんです。絵を描きます。おおよそ絵とは言えないような代物を描きます。
「苦手意識なんてないよ?」
嘘です。
私は「小説家になろう」に苦手意識を持っています。
「ちゃんとしないといけない」ここに来るとそう思うからです。あと、「異世界モノを書かないといけない」そう思うからです。
なのに今回、何故ここでこういうものを書いたのか?こんな巫山戯た話を?
「それは」
「この話が」
「自分の中の」
「異世界を」
「書いている」
「からでしょ?」
そうです。その通りです。さすが私。名前は違ってもちゃんとわかっているんですね。これからよろしくお願いしますね?
「大丈夫」
「私は私」
それは頼もしいことです。
さて、それでは当初の目的の3000文字も書けましたし、そろそろこの話も終わりにしましょう。長々とお付き合い頂きましてありがとうございました。
「じゃあ、多数決で決めます」
「羽生河四ノ」
・・・
5。
「羽生河篠」
・・・
0。
「・・・じゃあ、羽生河四ノで」
これからは、
羽生河四ノ
秋口高瀬
和委志千雅
炉久井紙塚
田島岬塔台
でいきます。
どうかよろしくお願いいたします。
んで、最後にひとつ告白があります。
それは篠についてのことです。
これは恥ずかしいので皆様は読まないでいいですよ。
ごめんなさい。篠。実は最初から『羽生河四ノ』で決まっていたんです。これは必ずあとで埋め合わせしますから。
「・・・本当に?」
ええもちろん。本当ですとも。
というわけで、これからは羽生河四ノになります。




