悪魔世界ラグナシア
レムと契約をした将太、これから先どんな運命をせまられるのか
「あのさ、どこまでついてくるんだよ!」
「いやあの何処までも」
「いやいや俺にもプライベートってもんがあるんだよ!」
「離れてもいいんですけど・・・・」
「ん?」
するとレムは人指し指で上を指す。
すると将太はあまりの驚きに腰を抜かした。
「ななななんだあの、変なやつ!!」
「あれは全部悪魔です」
「なんだー味方ーびびったー」
「いいえ敵です」
「えっ、ならむっちゃいるじゃん」
将太の見ているのは黒い悪魔だらけの黒い空であった。
「それにしても来ないな敵なのに」
「だってラグナシアでは僕は有名ですから」
「ラ、ラグナシア?!」
「言ってませんでしたっけ」
「詳しい教えてくれ」
「少しながくなりますよ?」
将太はごくりとつばを飲んだ。
「まず最初に魔界は全部で3つでできていて、1つ目がラグナシア、2つ目がラグナシアから少し近めにあるインヘルデル、そして3つ目一番凶暴なドルフ・レスク」
「なんか難しそうだな」
「そしていつも100年に一回この3つの軍で戦争をおこします」
「まさか・・・・・・」
「将太様も後同行願います」
「別にいいけど俺はちっとも強くないぜ」
「いいえ、悪魔が地球に来ると2倍の力がでます、それとは逆にに地球の人は魔界に来ると力が2倍になります」
「なるほど・・・・」
「なので地球の人を味方にした方が有利に戦えます」
「で、100年前の戦争ではどの軍がかったんだ?」
するとレムは少し黙りこんでしまった。
「言いたくないならいいよ」
「いや、言います・・・」
そしてためらいながらもこう言った。
「ラグナシアとインヘルデルが勝ちました」
「へっ何故?」
「今では違うのですがインヘルデルの王がラグナシアの王と知り合いで、手を組んだというのが真実です」
「なるほど・・・・」
「しかし今のインヘルデルの王は戦いが好きな為に手を組むのは無理だとおっしゃって・・・」
すごく深刻な話をしていると突然前に何者かが現れた。
「人間に何をこそこそと話してんだい」