表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
仲間の絆  作者: 零凜
8/14

第6章情報

第6章情報

清田視点


その日の夜


今日中にミリオンにつく事は出来なかった。

けどミリオンに着く前の野宿は今日だけだという。

その夜はミリオンに着いてからの行動を話しあった

大「どうせならミリオンにしばらくいようぜ。」

呑「何で」

大「ミリオンは大都市だから色んな情報が集まってくる」

ル「つまりミリオンで情報を集めようと思うんだ」

菊「いいんじゃない」

原「うちも賛成」

東「俺もみんなは?」

みんな「いいよ」「賛成」「うん」

その声がいつもより少なかったような気がする。

その時隣に座っていた真央先輩が真奈美ちゃんを揺すりながらこんな事を言うのを聞いた。

吉「真奈美、寝るのはいいけどよっかかって寝るな」

そうやって真奈美ちゃんを起こそうとしている。

小「ふぇ?」

そう言って一回起きたけどまた寝ている。しかも同じ体制で。

吉「ったく。先輩一人沈没者がいるんでそろそろ寝ません?」

東「ここにも一人」

よく見ると亜夢美先輩も昌彦先輩によっかかって寝ている。

菊「そうだねそうしよう。」

清「それじゃあさっさと寝よう」

原「みんなお休み。」

みんな「お休み」

真央先輩と昌彦先輩はそれぞれよっかかっていた人を

背負ったり、引きずったりして適当なところに寝かせる。

明日にはミリオンにつけるはず。どんな所かな

明日がなんだか楽しみ

小宮視点


なんか何時の間にか月が西に傾き始めてる。

ってことは知らず知らずのうちに寝てたのかな?

なんか月がきれい

星空を見ていたら急に昔の事を思い出した。

昔と言っても4年生の時の事だけど。

一番思い出したくない思い出。

小「怖い、思い出したくないのに。」

急に涙が出てきた。

清「どうしたの真奈美ちゃん。」

きよがなぜか起きてきて話し掛けてきた。

小「な、なんでもないよ。」

そういいながら涙を拭く。

けれど抑えきれない。

清「何があったか知らないけれど話してよ。

  そのほうが気が楽になるよ」

小「そうだね。実は私一回虐められてことがあるの」

それは力での虐めではなく言葉での虐め

4年生の時、散々ばい菌の様な扱いをされた。

だけど私は先生に言う事が出来なかった。

友達を無くすのが怖かったから

だけど友達のお陰で虐めを終わらせる事はできた。

だけど、誰を信用すればいいのかわからなくなった。

小「今になってそれを思い出したんだ。そしたら怖くなって」

吉「そんなことがあったんだ。だけどもう心配要らないよ

  仲間がいるんだから」

何時の間にか起きて聞いていた真央先輩が、そう言ってくれた

清「そうだよ」

小「うん」

この仲間に会えてよかった


呑口視点


朝起きた後1時間ぐらい歩いて、ミリオンについた。

はっきり言うと大きな町だった。

大「それじゃあ宿屋に行ってそれからしばらく自由行動にしよう」

賛成の声がほとんどだったのでまずは宿屋に行く事にした。

大「すいません1晩泊まりたいんですけど」

主「10名様ですねお一人21ルグーになります。」

大「はい。一人21だから210ルグー」

主「ありがとうございます。部屋は2人部屋が5部屋あります。」

大「ありがとう。」


大「で、部屋割りどうする?」

菊「ぐっとぱで、男子は男子女子は女子。」

大「了解。」

原「それじゃあぐっとぱで別れましょっと」

呑「あっさり1回で分かれましたね」

東「こっちも分かれたぞ」

部屋割りは

101まさみ先輩と恵102美聡先輩と真央103うちと真奈美

105ルファと久狼106昌彦先輩と拓馬

こんな感じに分かれた。

菊「それじゃあ夕飯まで自由で」

みんな「わかった」「了解」

それぞれ自由行動うちはどうしようかな。


菊田視点


夕飯のちょっと前にみんな戻ってきた。

菊「なんか報告ある人」

大「ある」

菊「それじゃあ今報告してよ。」

大「うん魔王はここから500km離れた所にいて

  魔法を主に使う事がわかった。

  それに色んな町や村を破壊してる」

東「だったら早く行って倒したほうがいいと思うけど」

菊「そうだね早めに出るようか」

みんな「賛成」「いいよ」

菊「じゃあ明日の朝出発で」

みんな「了解」

早速明日出発しよう

 

原田視点


今日はミリオンを出発する日

出発の前の空いた時間にごろごろしていたら

急に楽器を吹きたくなってきた。

やっぱりいつもクラを吹いていたからかな?

けど今は我慢我慢


菊「じゃあ出発しよう」

美聡の声がかかり出発!!

次はラピス火山に行くんだってさ


  第6章完


情報と言う名のタイトルがつきながらも、小宮さんの過去の部分が多くなってしまいました

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ