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仲間の絆  作者: 零凜
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第4章二人の転校生

第4章二人の転校生


小宮視点


一眠りして学校に行き教室に行くとなんか教室全体が騒がしい。私は特に気にせず席につく。ついたとたんに


?「みやっちゃん!おはよう。」

小「え、ああミッキーか。」

この子はミッキー本名は汐谷満喜。下の名前がみずきだからミッキーって呼ばれてる。ちなみにみやっちゃんてのは私のあだ名。

汐「聞いた?今日転校生が来るんだって。」

小「え、学期末なのに?」

汐「そうだよ。それで男子だと思う。」

小「え、なんでわかるの?」

汐「だって職員室に行った時に先生が話してて彼っていってたから。」

ふーん今ごろくる子なんて珍しいなどんなこだろう。

仲良く慣れたらいいな


そして先生がきた。転校生の子も一緒に。

銀髪の男の子だった。

先「転校生です。じゃあ自己紹介お願い。」

転校生の子は黒板に名前を書いて言った

転「大海久狼です。久しい狼でくろうと読みます。よろしくお願いします」

先「じゃあ大海くん小宮さんの隣に座って。」

大「はい。」

ええ、私の隣〜なんで。

先「あと小宮さん後で大海くんに学校案内してあげて」

ってなんで私なの

大「よろしく」

小「うん」

なんだかんだいって4時限終わり給食も終わった所で

学校案内に行く事になった。

小「それじゃあ今はA棟だけ案内するよ時間があればB棟も」

大「なんで全部いちゃえばいいのに。」

小「だって15分で全部回りきれないから教室棟だけ」

大「わかった」


小「まずA棟4階が1年3階が2年、2階が学習室6,7と複式の教室。」

いいながら階段を下りていく。

大「ねえ複式って何?」

小「複式って言うのは簡単に言うと障害のある人のクラス。1年から3年までがここでやってるの」

大「ふぅーんそっか」

説明しながら1階まできた。

小「1階は相談室と学習室4,5があるの。1階と2階はB棟とつながっているんだ。」

大「じゃあA棟は1,2年の教室と学習室と複式の教室があるんだ。」

小「そういうこと。・・・・武田先輩どうしてここにいるんですか?後隣の人は?」

武「学校案内中隣のは転校生の・・・」

大「あ、ルファじゃん。」

?「あ、久狼!」

え、なんで?!

小「大海くん知ってるの?」

武「ルファくん知ってるの?」

私と武田先輩はほぼ同時におんなじことを聞いた。

大「だって俺はルファの家に預けられているから」

ル「すいません自己紹介まだでした。エルフ・ルファです。ルファでいいです。」

ルファ先輩はなんか優しい感じの先輩だった。

武「ねえルファくんあのさ・・」

武田先輩が何か言おうとしたらちょうど

キーんコーンカーンコーン

武「あ、やばい。5分前だ。」

小「本当だ。あ、しかも次の授業安達の理科だ。遅れると怖い。大海くん戻るよ。」

大「え、う、うん。」

私と大海くんそれに武田先輩とルファ先輩は大急ぎで階段を上った。


教室のに安達は着てたけど3分前で間に合った。

小「ほ、良かった。」

大「怖いの?あの先生。」

小「切れるとねかなり怖いよ。」

大「ふーん。あ、そう言えば小宮さん部活何?」

小「私は吹奏楽部。」

大「そうなんだ。俺さぁ吹奏楽部にはいろうかなって思ってるんだ。」

小「じゃあ今日一緒においでよ。ついでに管理棟の案内もするよ。」

大「ありがとう。」

汐「みやっちゃん。あのさ定規貸してもらえる?忘れちゃった。」

ったくミッキーったらいつもこうなんだから。幸い定規は2本あった。

小「はい」

汐「ありがとう。」

ここで授業開始のチャイムが鳴った。

ああ、安達の授業嫌だな。

安「今日は1分野をやるぞ教科書もってないやついるか?」

珍しいくらいにほとんどいなかった大海くん以外

安「何忘れてるんだよ!みんな持ってきているのに」

始まった安達怒り始めると長いからな

大「先生、俺転校してきたばっかで教科書持ってません」

安「あ、そっか。えーと、ああ大海くんかじゃあ今回は許す。じゃあ授業を始める」

大「なあ教科書見せて。」

小「いいよ」

なんか上手く付き合っていけそう。


武田視点


教室に着いたのは4分前間に合った。

5時間目は石橋先生の社会。

ルファくんは僕の後ろの席

ちなみに僕の隣は吉谷さん

ル「ねえさっき何聞こうとしてたの?」

武「え、ああ、あの時か。あの時ルファくんと大海くんだっけ。どういう関係なのかなって思って。」

ル「ああ久狼との関係かぁ。えっとね僕のお母さんと久狼のお母さんは姉妹なんだ。

それで僕の両親は2人ともフランスの方の人で久狼はお父さんが日本人なんだ。だから久狼はハーフって所かな?」

武「そうなんだ。そう言えばルファは何部に入るつもり?」

ル「僕?うーん吹奏楽部かな?」

武「本当!!僕、吹奏楽部なんだ。一緒に行こう」

ル「うんじゃあいくときについでに学校案内もしてくれる?」

武「うんいいよ。管理棟だから」

そんな話をしていると先生が来て授業が始まった。

なんかルファくんとは気が合いそう


大海視点


小宮さんと音楽室に行く時管理棟を1階から

案内してもらった。

小「ここが職員玄関右に曲がって左側が休みの日の部活の時に出入り口になっている玄関それから右側が保健室。」

なんかたくさんあって覚えきれない。

小「3階が体育館と第1音楽室。こっちで吹奏楽部は活動してるの」

大「急にはいって行ったりして大丈夫かな?」

小「大丈夫さっき先生に聞いたらあとから行くから先に行ってて、って行ってたから。」

大「さっきって・・ああ職員室に行った時か」

俺たちは職員室に行ったその時小宮さんが何かを聞きに行っていた。

小「なんかできる楽器ある?」

そんな事を入る直前に聞かれた。

大「え?うーんドラムを少しやった事があるけど」

小「じゃあパーカションにおいでよ。」

そう言ってから音楽室に入った。入ったとたん。

?「あ、みやっち聞いてよ。」

急に誰かが駆け寄って話し掛けてきた。

誰だろう?

小「木村先輩どうしたんですか?」

小宮さんの話し方からして先輩らしい。

木「竹内がね辞めるとか言い出したの。」

小「エーうそー」

???だれだ竹内ってしかも辞めるからってなんで

そんなにあせってるんだ?

小「竹内ってのはねコンクールメンバーでコンクール出る事になってたの。」

大「あ、そっかコンクールメンバーが辞めるからあせってたのか。」

なるほどそれで納得した。

木「あれみやっちそっちの子は?」

小「転校生の大海くん。吹奏楽部に入りたいって言ってるんで。

 それで先生に聞いたら入部届はもらってるからできる楽器を聞いてそのパートに入れてっていってました。」

木「そう。それで大海くん何が出来る?」

大「ドラムが少しだけ。それで小宮さんにパーカッションにきたらって言われて。」

木「そっかじゃあおいでうちもパーカションだから。小宮さんも。」

大「はい。」

なんか小宮さんだまちゃったな先輩の前だから?

木「そうだ自己紹介まだだったねうちは木村真帆2年よろしく」

大「俺、大海久狼です。」

そんな感じで音楽室の右端のほうに行くそこには色んな楽器があった。

どれも打楽器ばかり。

木「パーカションって言うのは打楽器のパートなんだ」

?「木村さんその子誰?」

木「今日から入る大海久狼くん。こっちの子は川吉うちと同じ2年生だよ。」

川「よろしく。ついでにぱーとの人を紹介するね。

 1ねんは小宮さんと佐々木さん2年は私と木村さん3年は吉池先輩と音村先輩。計6人のパートなんだ。」

あれさっき聞いた竹内って奴入ってないな。

もう除外されたのかな?

川「吉池先輩と音村先輩はまだ来てないけど。

  そう言えば木村さんもう一人入ったの知ってる?」

木「え、知らないどこに?」

川「サックスに入ったらしいよ。」

木「ふーん。あ、吉池先輩どうしたんですかそんなにあわてて。」

吉「あのね明日外で演奏するでしょそれで音村さんが

  ドラムをやる事になってるけど音村さん

  足怪我しちゃってドラムできないって。」

木「えーそんな」

川「どうするんですか。」

吉「私がやってもいいけど明日までになんて無理だし」

な、なんか大変な事になっているような気が。しかも先輩達だけで話がまとまっているような。

小「音村先輩ってものすごくドラムが上手い先輩なんだ」

そんな事を横にいた小宮さんが俺に言った。

木「そうだ大海くんってどのくらいドラムできる?」

大「どのくらいって言われても。」

お願いだから急に振らないでよ。

吉「君が今日から入ってきた子?ちょっとやってみて」

もう強制ですかそう思いながらもドラムの前に座る。

譜面を見てみるとかなり簡単そうだった。

タタンタタン、タタンタタン、タタンタ、ターン

リズムを刻む。

1曲を途中まで演奏する。

佐「結構上手いね音村先輩ほどじゃないけど。」

ほめてるのかな。

そう思ったとき佐々木さんの後ろから

?「そう?うちとしてみるとうちより上手いと思うけど」

と言う声がしてはっきり言ってびびった。

吉「音村さん!!びっくりさせないでよ

  いつからいたの」

音「いつからってその子がドラムをたたき始めたぐらい」

その子って俺のことか。

吉「けど4時間目に家に強制早退させられたんじゃ・・・・」

音「病院は行ったしそれにうちがいえで大人しくしている訳ないじゃん。」

吉「そうだよね」

ど、どういう人なんだろう音村先輩って

音「とにかく明日のドラムお願いね。」

大「え、お、俺が」

音「そっ」

吉「けど音村さんはどうするの。」

音「見にきた人にまぎれて見てるよ。」

吉「そう」

え、強制すか


ルファ視点


ル「全く久狼どうしたんだろうあんなに騒いで。」

大体反対側のところでさっきから久狼が慌てている。

どうやら明日のドラムを強制的にやらされる事になったみたい。

僕はと言うとサックスパートにはいってアルトサックスをやる事になって明日の曲を練習している。状態によっては明日出してもらえるかもしれないとのことだった。

時々顔をあげて久狼に合図を送るけど久狼は気づいてくれない。まあいつもの事だけど。

今はいいや帰りにでも話そう。

?「ルファ君」

ル「え、はい」

声をかけてきたのは、えーとあそうだ石田先輩。

石「この曲の出来そう?」

ル「多分」

石「じゃあやってみて。」

ル「はい」

この曲は結構簡単だから、それなりに出来ると思う。


1分後


石「すごいね」

最後まで吹き終わった後石田先輩はほめてくれた。

石「これなら明日出れるかもね。明日わかることだけど」

ル「え、今日じゃないんですか」

石「そう今日先生が出張いないから合奏なし。しかもそのぶんだけ早く帰れる。」

ル「そうですか。」

なんかラッキーかもしれない。


原田視点


演奏は無事終了し終業式での校歌演奏もうまくいった次の日

夏休みが昨日から始まった土曜日の朝4時50分

再びもう一つの世界へ行くために公園に集まった

みんな私服で。一人だけ男の子ぽい感じの人がいたけど。

東「じゃあせーので」

みんな「うん」

みんな完全にタメになってるこんなんでよく学校でぼろを出さなかったよ

東「せーの」

みんな「時空の扉へ」

光に包まれ時空の扉に移動する。

?「おせ−よ」

誰かが急に声をかけてきた。口調などからしてノアではない。

小「大海くんなんでいるの?」

吉「それにルファも。」

ル「それは今日から僕達も一緒に行くからです。」

なんかルファくんも大海くんもいつもと感じが違う。

ノ「二人はもともとこちらの世界の人だから一緒に行くといい」

大「じゃ行こう。」

みんな「うん」

みんなそれなりに納得したみたい。


第4章二人の転校生完


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