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仲間の絆  作者: 零凜
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最終章その後

最終章その後


小宮視点


ピピ、ピピ、ピピピピピピピピピ

聞きなれた目覚ましの電子音が響く

それとほぼ同時に

母「真奈早く起きなさい清田さんと一緒行く約束してるんでしょ」

お母さんの声が掛かる。

眠い、そう思いながら目覚ましを止めて時間をみる。

7:30・・・・・え、

小「やばい」

きよとの約束は8:00あと30分しかない。

そう思って大急ぎでジャージをきる。

母「夜遅いから起きれないんだよ」

小「わかってるよ」

そんな会話をしながら朝食を大急ぎで食べて、

鞄を引っつかみ、

小「行ってきます」

そう言って駆け出す。ちなみに今7:57

駆け出しながら、ふと何かを忘れているような

感じがした。

なんだろう。何かとても大切な事。

結局待ち合わせに1分遅れた。

清「遅いよ」

小「ごめん寝坊した」

清「まあいいやとにかく行こう」

小「うん」

今日も部活。頑張ろう。


清田視点


学校について真奈美ちゃんと色んな事を話しながら

(たとえば野球部のこととか、今度やる曲の事とか)

歩いていたら、

小「あ、呑口先輩!おはようございます。

呑「おはよ」

前に呑口先輩がいて3人で音楽室に行く事になった。

清「そう言えば明日、校歌の演奏ですよね」

呑「うんそうだよ。明日始業式だから」

小「なんか夏休みってあっという間でしたね」

清「そうだよね」

けどなんだか早く学校が始まって欲しい気がする。



呑口視点


まだミーティングまで時間があるし少し音だししてようかな

吉「呑口、おはよう」

呑「あ、真央おはよう。で、何」

吉「別に何でも。ただ行進曲がまだ配られてないなーって」

呑「たしかに運動会まで後1週間だもんね」

うちの学校は運動会が2学期始まってすぐで

練習時間がものすごく少ない。

吉「今日配られたりして」

呑「ありえるよ」

武「ミーティングやります」

吉「それじゃ」

呑「うん」

部長、副部長はコンクールのあとから変わって、

部長はpercの木村さん、副部長は、Tpの小田さん

それから武田。

いつものように出席を取り、先生からの連絡で、

「行進の曲配ります」

といった瞬間周りから、いまからー、と言う声が

たくさん聞こえた。

けどとにかく練習しなきゃ。


作者視点


運動会、文化祭、合同演奏会と、2学期の演奏会等が

終わって3学期の終わりに近い頃。

西中学校の吹奏楽部では・・・・

小「きよ、今日は三送会だね。曲覚えた?」

清「当たり前じゃん」

木「楽器の移動始めてください」

部員「はい」

三年生を送る会、略して三送会が行なわれている。

次は吹奏楽部の演奏らしい。

1曲目はコーラス部との合同でやり、2曲目は吹奏楽だけで

やっている。

小「きよ上手くいった?」

清「うん。真奈美ちゃんは」

小「2曲目、移動で失敗したけどそれ以外は上手くいったよ」

呑「二人とも早く行ったほうが良いよ」

清「え、どこにですか?」

吉「だって次、1年生の発表だよ」

小「えー、きよ行くよ」

清「待ってよー」

武「相変わらず、ドタバタだね」

あの1年生2人は相変わらず、ドタバタしているのに対して、

2年生3人はかなり落ち着いている。

もともとそう言う関係だが。

そんなこんなで三送会が終わる。

次にあるのは、定期演奏会。

一気に飛んで定期演奏会。(飛びすぎ)

もうすぐ開演らしい。

校長の話が終わって(短いのにマイク10回ぐらい持ち替えた(実話))

第1部の演奏が始まる。

かなりテンポの速いマーチで始まり、

クラシック系を演奏して、

第1部最後はコンクールでやった曲をやるらしい。

今回は、全員参加でやっているので、

コンクールの時よりも迫力があるような気がする。

第1部はここで終わり、休憩が入って第2部

第2部は文化祭でやった、ジャズで始まり

ここから司会は、石田先輩と原田先輩が

やるらしい。しかし

石「原田さん何で黙ってるんですか?」

原「いや、せりふ忘れちゃったんですよ」

石「そんなの台本にありませんでした!!」

原「すいません」

と言うハプニングがあったが(これも実話)

第2部は、いろんな人が知っているような曲で

構成されていた。


最後には3年生全員のソロのあるメモリーで

終わり、アンコールで2曲さらにやって

定期演奏会は終わった。


小宮視点(ここは小宮さんの日記みたいな感じです)


3月27日

昨日定演が終わって今日は打ち上げだった。

西公園で午後から遊んだ。

その前に先輩達は近くのファミレスにいたらしくって

呑口先輩にどこにいるかメールで聞いたら

最初は

「火星にいる」

と言う返事で思わず

「ふざけないで下さい」

と送ったら

「公園の近くのファミレス」

と返ってきた。(これも実話)

そのあとは公園でドロケイやだるまさんが転んだ

などをやって遊んだ。

結局家に帰ったのは6:30だった。

今日の午後は楽しかった。


清田視点


今日から定演後初の練習が始まる。

しかもコンクールの曲が配られた。

3ヶ月の間に完全に出来るようにしないといけない。

しかも先生は、

「今年は県大会の次まで行く」

とか言っているからかなり大変な事になりそう。

譜面を一通り見た後、顔をあげると向かい側で

真奈美ちゃんがマリンバをやっている。

そう言えば真奈美ちゃん、鍵盤楽器は苦手とか言ってたけど

大丈夫かな?

それに今年1年間はオーボエは1人。

うち自身も大丈夫かわからない。

けど多分大丈夫だと思う。

だって・・・・

いっしょにやっていく仲間がいるから

〜最終章その後〜完


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