第8章一時帰宅
第8章一時帰宅
吉谷視点
ノアが次くるときはいつかまた後で教えるとか言っていた
ついでに言うとこの前向こうに行ってから今日で1週間。
しかも、今日はコンクールの日
吉「緊張する」
呑「まあいつもどうりやればいけるんじゃない?」
東「そこの二人チューニングやるって」
吉「え、もうそんな時間ですか?」
菊「そうだよ」
原「早くいこ」
はぁ、ますます緊張してきた。
そして演奏開始。
始めは石田先輩のSaxのソロで始まる。
そして一気に盛り上がり、
中盤一旦落ち着く。
そしてブレーキドラムとボランの音が始まり
まただんだん盛り上がっていく。
最後チャイムのソロが入る。
そしてうちらの演奏は終わった。
あとは結果発表を待つだけ。
呑「真央上手くいった?」
吉「まあそれなり」
呑「うちも」
小「先輩他の学校の演奏聞きに行きませんか?」
呑「そうだね行こう」
清「うちも行く」
確かあと2校演奏をやったら発表だっけ
なんかドキドキするなー
清田視点
司「それでは発表です」
呑「ドキドキするね」
小「はい」
吉「けどやる事やったんだから大丈夫だよ」
うちの学校は26番、発表はプログラム番号の順番で発表されるみたい。
司「銅賞 3番○×中学校6番×△中学校・・・・・」
吉「無かったね」
司「続いて銀賞12番◎△□中学校27番×▼中学校・・」
呑「銀でも無い」
清「そうなると金?」
吉「もしかしたら賞なしかも」
次はもう金賞の発表。
司「金賞、ゴールド」
あれ?何でゴールドって言うんだろう?
清「先輩なんで金賞のあとゴールドって言うんですか?」
呑「それは金賞と銀賞の発音が似てるから間違えないためらしいよ」
ふーん
司「10番〇×▽中学校、15番〇◆中学校2・・・中学校
・9番・・◇中学校以上です」
吉「最後のほう聞こえなかったね。」
確かに他の学校もうるさいし司会者の声も小さいし全く聞こえない
呑「まって県大出場校の発表があるよ」
司「続きまして県大会出場校の発表です県大会出場校は
金賞を取った4校です。以上で終わります」
呑「全くわからない」
吉「とにかく外に出よう」
けど外に出たら結果ははっきりした。
小宮視点
清「けどさあ結果どうだったんだろう」
小「金賞か、賞なしかどっちかだよね。」
周りの先輩たちもそんな事を話している。
石田先輩はまだ戻ってきていない
原「あ、石田さん結果どうだったの」
石「金賞!しかも県大出場!!」
石田先輩がそう言った瞬間
誰も何にも言わなかったけど
次の瞬間歓声があがった。
呑「やった!」
吉「県大に行けるんだ」
原「3年生は受験勉強が始められないけどね」
菊「まあいいんじゃない。それとこれとは別に考えれば」
コンクール、ここで終わりじゃなくって良かった。
原田視点
県大が終わって3週間後。明日から学校が始まる
ちなみに県大は銅賞で終わった。
真奈美から、
「今夜11時に西公園に着てください。あと昌彦先輩と
美聡先輩にも回してください」
とかいてあった。
また向こうに行くのかな?
そして夜11時いつものメンバーがいつものように
いつもの場所に集まった。
菊「それじゃあせーのでね。」
予想どうり向こうに行く事になった。
みんな「うん」
菊「せーの」
皆「時空の扉へ」
向こうについた時何かが違う事に気づいた。
小「久狼!どうしたの」
時空の扉はもう一つの世界につながった状態で、
扉が開き、久狼とルファがけがをして座り込んでいた。
大「急に魔王が来て、攻撃したんだけど強すぎて
向こうの攻撃でとばされた後、ノアが居なくなったんだ」
はぁ?どう言う事?
菊田視点
東「ノアが居なくなったって事は魔王が連れて行ったって事かよ」
ル「そう言うことですね」
呑「じゃあ早く行こう。」
吉「そうだねあとは魔王の城にいくだけだし。」
それもそうだ早く行ってノアを助けて魔王も倒しに行こう。
菊「それじゃあ行こう」
そう言ってからうちらは時空の扉をくぐった。
最後の戦いをするために。
第8章完