表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ボコ・デコ  作者: yosiharu
1/1

~対称的な二人~

「こんな形で

終わっていいの?」


○○はそう言った・・・


話は今から八年前・・・


僕たちが出会った

ところまで遡る・・・






「<ユキヒロ>!!ゴミ箱捨てのジャンケンやろうぜ!!」


あっ!!

忘れていたが

僕の名前は<ユキヒロ>


ありふれた名前だが

自分では結構気に入っている。


・・・そんな事を言っていたらジャンケンに負けてしまった。


「・・・ゴミ箱が二つあるのになんで一人でやんなきゃいけないんだ」


なんて自分勝手なことを考えていると目の前であたふたしている女の子がいた。


どうやらどの場所に

どのゴミを入れるか

わからないようだ。


このまま知らんぷりするのは胸が痛んでしまうので勇気を振り絞って声をかけた・・・


「あ、あの・・・」

声が裏返りそうになった


「はい?」

ぽかーんとした顔で女の子は言葉を返した。


「も、燃えるゴミはこっちですよ」

ただこの一言を言うだけなのに緊張してしまった。


「あ・・・、そうなんですか!!、ありがとうございます。」

どこか抜けたような感じで女の子は僕にお礼を言った。


その後女の子は軽く会釈して教室に帰っていった。


「あの子ちょっとタイプ・・・」

バカみたいな事を考えてしまった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ