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生き物好きが行くVRMMO記  作者: 橙谷 語
冒険の始まり
8/37

畑を買ってみる


今日もちゃんとログインした俺は貸作業場で生産をする。この卵が孵るまでは生産をすると決めているのだ。木工と錬金術の両方をやっていく。木工はレベルが上がれば椅子などの木製の家具も作れるそうだが俺はまだその域に達していない。まだグリーン達用のエサ皿やピンセットを作るくらいだ。椅子や机を作れる位にはなりたいなあと思っているが新しい物を作って見た。それがミニボウリングセットだ。正直売り物になるレベルの完成度だ。今のレべルなら作れるだろうと踏んで作ってみた家具はまだ無理だが簡単な物ならできる。ちなみにサイズに関しては普通のボウリングを少し小さくした位のサイズだ




木工の方はあらかた作り終えたので錬金術をやる。錬金術の方は昨日作った回復ポーションと魔力回復ポーションの品質を上げる方向で行こうと思う。昨日はただ薬草をつっこんで錬金術用の鍋に素材を突っ込んだだけだったがここから手間をかけて作ることで品質が上がるみたいだ。少し多く薬草を入れたり品質のいい薬草を入れたりすることで回復ポーションは品質が上がるみたいだが魔力回復ポーションは少し違う。



魔力回復ポーションは魔力を多量に含んだ薬草である魔力草を使うが魔力回復ポーションはこの魔力草の質によってポーション自体の質も大きく左右される。前回作ったポーションにはNPCの店で買ったものを使ったのだが魔力草の品質がそんなに高くなかったのもあって品質はそこまで上がらなかったのでどうしようかと思ったのだが納屋付きの畑を買って自分で育ててしまおうと思ったのだ。




高品質の薬草を自分の畑で作れれば錬金術がはかどるし何より畑があればグリーン達用の野菜などの餌も自分で調達できるので食費が浮くから一石二鳥だ。ここに来る前に畑を買うためのまとまった資金を稼ぐために5回ほどグリーン達と小鬼の峡谷に潜ってきた。結果的にレベルも上がり資金も10万を超え畑を買う資金が調っているので早速テイマーギルドに向かう。



何故畑を買うためにテイマーギルドに向かっているのかというと家以外のある程度の土地などならばギルドでも扱っているからだ。俺は颯爽とギルドに向かい受付で畑(大)の納屋付きのものを一つ購入し俺は小さい家と大きい畑一つ手に入れたのだ。



土地の場所を聞いたらこの街の郊外にあるそうで鍵をもらいすぐに向かうとマーカーをつけていた目的地に到着した。買った畑は結構でかくかなりの量の薬草が植えられそうだ。鍵を開けて納屋にも入る。納屋は木製の小さい小屋みたいな感じでテーブルに椅子など一通りの家具はあった。



農業初心者用セットとして鍬や肥料に薬草と魔力草に赤キャベツに金人参の種が置いてあった。購入時に確か受付の人が言ってたような気がするが取り敢えず植えてみることにした。せっかく手にした畑だからな。いつも手に持っている卵をテーブルに置きグリーン達にご飯と水をあげて納屋で待っているように指示を出し待機していてもらう。そして俺は農業初心者用セットをインベントリにしまい

いつも手に持っている杖も入れて鍬を取り出し農業を開始したのだった。



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