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生き物好きが行くVRMMO記  作者: 橙谷 語
冒険の始まり
36/37

太古より守られし鉱山⑦

ミスリルとの戦闘がついに始まった。先制攻撃を仕掛けてきたのはミスリルだった。まずは牽制のつもりなのか魔法で鋭く尖った氷柱を複数を同時に飛ばしてきた。ここまで一緒に戦ってきたので声掛けも特に必要なく阿吽の呼吸で素早く回避し陣形を組む。



【流石だな。じゃあこれはどうだ】



今度は魔法でブリザードを出してきた。周囲に猛吹雪が吹き荒れて周囲が確認しづらい。



「ディフェンスフラッグ!!。これで多少はマシになるはずです」



ダルクがディフェンスフラッグでバリアを張ってくれたおかげでブリザードによる影響がマシになった。だがブリザードの勢いが強すぎて中々前に進めない。



「うおおおお!!パワーナックル!!」



俺たちが中々進めない中でバルカンが無理やりブリザードの中を突き進みミスリルに一撃を食らわせHPを減らした。バルカンが一撃食らわせたおかげもあってブリザードが止んだため俺たちは自由に動けるようになった。



「よくやったバルカン!!」


【いい拳だ。それでは次はこれだ】



吹き飛ばされたミスリルが体勢を立て直し再び攻撃を仕掛けてくる。強い攻撃だからか三方向に縦に赤い攻撃範囲が表示される。今までのボスで同じものを見ていた俺たちはすぐさまに回避し攻撃をする。だがミスリルは今までの敵よりAIが賢いのか恐ろしいほどに攻撃を避けてくる。しかも躱しながら魔法も撃ってくる。そのせいで前線組の被弾率がかなり高い。魔法を躱してクリティカル攻撃ができたおかげでミスリルのHPはかなり減らせたから状況は前よりはいい。



HPが減ったからかミスリルが次の魔法攻撃の構えをとる。ミスリルが構えてすぐに俺たちの前の地面から怪しい煙が出てきた。全員が回避しようとするが効果範囲か広すぎて回避できなかった。その怪しい煙を吸ってしまった俺たちは見たことない状態異常にかかってしまった。



【鉱物毒だ。体に効くだろう】



全員が素早く解読薬を使うが現状最高レベルの解毒薬が効かなくて焦っている



「ここは私が、ヴァルキリーフラッグ!!」



ダルクが大技を使いHPとMPを回復しバリアを付与した上で鉱物毒を解除してくれた。



「助かったぜ。ダルク」



ミスリルのHPを減らせる手段があることが分かった俺たちは気合いを入れなおしてミスリルと向き合う。



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