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生き物好きが行くVRMMO記  作者: 橙谷 語
冒険の始まり
35/37

太古より守られし鉱山⑥

弱点をさらしているシェルフロッグに猛攻を仕掛ける俺たち。攻撃しているのが弱点なこともあってドンドンHPが削れていく。だが一定時間してシェルフロッグは元の状態に戻ってしまった。だがHPは残り少ない状況だ。



「決着をつけましょう。パワフルフラッグ!!」



ダルクが全員に攻撃系のバフを掛けて攻勢に出る。ダルクが一気に走りシェルフロッグの防御が薄いところ目掛けて武器である旗を思いっきり横に振り見事にシェルフロッグに大ダメージを与えた。これが決定打となりシェルフロッグは打倒された。



【シェルフロッグが倒れました】


【第三層への階段が解放されました】


【報酬が配布されました】



素早く報酬を確認して第三層に続く階段を下っていく。階段を下りて第三層に到着した俺たちの目の前には殺風景で真っ暗な洞窟が広がっていた。階段付近は照明があるおかげである程度視界は取れているが先は真っ暗で一切見えない。照明の魔道具を持ってきていて助かった。



「照明の魔道具持ってきていて良かったですね」


「これが無かったら詰んでいたな」



照明を頼りに真っ暗な洞窟を進みマップを埋めていく。敵も暗闇に紛れてくるため対処が大変だが皆が強いのでどうにかなっている。今までの階層より時間はかかったがマップを埋めきり宝箱も全部見つけた。この階層で初めて罠付きの宝箱が出てきたので皆がビックリしていた。そしてボスがいるだろう大きな扉の前に俺たちはいる。



「じゃあ開けるぞ。よいしょっと」



扉を開けた先は今までのボス部屋より更に広く一面に鉱石がちりばめられている。そして少し奥に歩いた俺たちの目の前には玉座に座る大人の女性がいる。



【我の試練をよく乗り越えた冒険者よ】



NPCが突然喋ったのでメンバーがビックリしている。



【仕来りでこのまま返すことも出来ん】


【最後はこの我と戦ってもらう】



玉座から降りてきた女性の周囲に冷気が漂い始める。徐々に女性の見た目の一部が氷に変わり急激に周囲の温度が下がる。


【さあ始めようか】


【ユニークシリーズ鉱物の真なる凍てつく魔鉱 ミスリルと遭遇しました】



このダンジョン最後の戦いが始まるという覚悟で全員が挑む。

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