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生き物好きが行くVRMMO記  作者: 橙谷 語
冒険の始まり
34/37

太古より守られし鉱山⑤

思いっきり風邪をひきまして投稿が遅れました。

ジュエルワームとの戦闘は中々攻撃が当たらず長引いていた。膠着した状況が続く中動いたのが俺のテイムモンスターのキナコとモチだった。地魔法のアースクエイクをジュエルワームがいるだろう場所に向かって複数撃ち出した。そうすると堪らずジュエルワームが全身を地面から出してのたうち回った。全員がチャンスと確信した瞬間に素早く攻撃に移る。全員の攻撃ラッシュによりHPを削り切りジュエルワームは討伐できた。素材もたんまり頂き皆は笑顔だ。大活躍だったキナコとモチにご褒美をあげつつ進む。



「予想外の来客だったが先に進むぞ」



皆でボス部屋だろう場所まで歩く。ボス部屋の中は第一層のボス部屋より岩や鉱石がありゴツゴツしている。そしてボス部屋の壁にある大きな穴から現れたのは鉱石や岩石を身に纏った蛙だった。



【シェルフロッグと遭遇しました】



通知が出たことで全員が戦闘態勢に入る。第二層のボスであるシェルフロッグは鉱石や岩石を身に纏った可愛らしい蛙だ。蛙が苦手な人でも見た目だけなら大丈夫と言いそうなぐらいには可愛い。テイムがボスには使えないのが残念だ



様子見をする俺たちに向かってシェルフロッグが火魔法で先制攻撃を仕掛けてきた。



「今回は火か。魔法は任せたぞクロウ」


「分かった、前線は任せた」



前線はソルとバルカンに任せて俺とダルクは後方から支援をする。前線で戦っている二人は魔法と近接攻撃を併用しながら戦ってくるシェルフロッグとうまく戦っている。今もシェルフロッグが鉱石と岩石を纏った強靭な顎を使ってバルカンに嚙みついてきたり。強靭な体でタックルしてきたりと高い防御力を生かした戦い方をしてきている。更には火魔法以外にも地魔法も使ってきた。



「随分と多才だけど動物な分ガンセキマジンと違って動きが読みやすくて助かるぜ」


「クロウさんがいてくれて助かりました」



仲間に褒められて上機嫌になりつつも戦闘は続きシェルフロッグのHPが順調に削れていく。HPが一定量削れたからかシェルフロッグの顔つきが変わる。



「パターン変わるぞ!注意しろ!」



全員が警戒する中でシェルフロッグはある行動に出た。何と大ジャンプして天井に張り付き鉱物を食べだしたのだ。鉱物を食べた影響か少しずつ俺たちが頑張って削ったシェルフロッグのHPが回復しだした。このままではマズいと思った俺とダルクが魔法でシェルフロッグ落とすため魔法を無理のない範囲で連続発動する。パターンが変わる前にシェルフロッグをかなりの勢いで攻撃したからか意外とすんなり天井から落ちてくれた。



「後は俺とバルカンにまかせろ!!」



シェルフロッグが天井に張り付いたせいで無力だった近接戦闘組が一気に攻撃を仕掛ける。天井から落ちたシェルフロッグは腹を上にしてジタバタしていて弱点をさらしている。これは予想より早く決着がつきそうだ。

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