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生き物好きが行くVRMMO記  作者: 橙谷 語
冒険の始まり
3/37

新たな仲間

3話です。 よろしくお願いします。


必要最低限の事は終わらせて再びログインした。現実世界は夜だがファンタジアの世界は朝なので少し違和感を覚えてしまう。ファンタジアの世界は現実より倍の速度で時間が進む。さっきログインしてた時は夕方だったが今はもう朝になっている。さて今からの目的だがチュートリアルで行ったレッド森林に行って新たな仲間をテイムしたいと思っている。今も肩に乗っているグリーン以外にも何かいるはず

だと思ってるので行ってみる。何がいるんだろうなあと思いながら街を出でてレッド森林を目指して歩いていく。いつもの光景を見ながら歩いていく他の町にもいつか行きたいな。そう思いながら歩いていくとレッド森林に到着した。ログアウト中にスマホから生き物採集に使えそうな道具一式を買っておいたのでそれも使おう。購入した道具は虫網に釣り具一式や蛇捕獲棒と魚捕獲用のタモ網を購入した。これでテイムがはかどりそうだ。俺とグリーンは森に突入していく。


森の中はチュートリアルの時とあまり変わらない用に感じるが周囲をよく見渡しながら進む。レッド森林に何が生息しているか調べてから来れば良かった下調べは大事だな。考えを巡らせながら周囲を見渡していると少し遠くの地面に蛇がいるのが見えた名前はサークルパイソンというらしい。距離が遠いので少し近づいてからテイムの準備をする。近づいてテイムを構える。


「テイム!!」


グリーンの時と同じように魔法陣が現れて光り輝く、光が強すぎて目を閉じてしまう俺そんな光も1分ほどで収まり。目を開けると黄色いモルフの蛇が目の前にいた。


【サークルパイソンのテイムに成功しました】


【図鑑が更新されました】


【名前を付けてください】


種類 サークルパイソン(バナナ) Lv6

HP40 MP30 生体状態 ヤング 性別 雄 

筋力 8 耐久 8 俊敏 6 知力 7 精神 7

スキル 地魔法Lv2 蛇の目Lv1 蛇の体Lv2


スキルは少ないが蛇にしかできないことができそうだ。地魔法は土を操る魔法で蛇の目は敵に恐怖の状態異常を与えるスキル。蛇の体は捕食などの際に力のステータスを上げるスキルの様だ。テイムした蛇の方も今自分で持っているのだが体にしっかり力が入っているので健康そうだ。さて名前だが

これはキバにしようと思う。蛇のイメージにピッタリだと思う。


【サークルパイソンの名前がキバになりました】


メニュー画面から名付けも完了しキバをどこに乗せようかと考えていたらキバが自ら左肩に乗った。グリーンは右肩なのでちょうど良かった。グリーンとキバは今の所喧嘩をする様子はないので仲は良いのだろう。この後はどうしよう一旦街に戻ってキバ用のエサを買わなくては。そのあとはレベルを上げて第二の街を目指すとしよう。目的も決まった俺は速攻で街に戻りテイマーギルドに向かいキバ用のエサ用小型マウスを1個で10匹セットのものを2000Gで買った。所持金が減ったのでスライム討伐などの簡単な依頼を数個受けて今後の足しにする事にした。レベルアップも兼ねて早速依頼達成の為に街を出る。受けた依頼は簡単だったのですべてすぐに終わった。スライムの討伐に薬草の採取とか簡単な依頼ばかりだったのが良かった。ギルドに戻って達成した依頼を報告したら3000Gの報酬をまとめて受け取った。こんなに大量に貰えるとは嬉しい限りだ。キバとグリーンは今日の依頼を頑張ってくれたのでグリーンにはコオロギをキバにはマウスをご褒美として与える。グリーンとキバにテイムして初めて与えるエサだが二匹とも美味しそうに食べている。


さてこの後はさっき達成した依頼の最中に俺はレベルが5から10にグリーンは12にキバは6から9になったので少し奥にあるという森に行って更にレベルアップしてその森でも何かテイムしつつ第二の町イエローを目指すことにしよう。ちょっと遠い位置にある大森林にはどんな生き物がいるんだろうなあ街の近くにあったレッド森林には鳥類は見かけなかったから鳥類がいるといいな亀もいいなあと色んな事を考えているが大森林に行く前に情報を集めることにしよう確かテイマーギルドには資料室があったはずだ。受付に資料室の説明を受けて使用料金である100Gを支払って生き物関連の資料を読み漁る。資料室には様々な生物に関する資料が溢れていた。爬虫類や鳥類に虫類から猛禽類まで果てしない量があったが大森林に生息している生物の情報を入手できたから良しとしよう。俺はグリーンとキバにエサを与えながら資料室を出て餌用コオロギと餌用小型マウスを買い大森林付近の下見に向かうことにした。


今街を歩いていて分かるが本当にテイマーが少ないんだな。皆な剣士や魔法使い、槍士に戦士とかみたいな王道なものが多い。テイマーが扱う生物がリアル過ぎて無理とかだろうか、確かにこのゲームの生物はとてもリアルだ生物の動きやモルフや与えるエサも現実と同じようなネズミだしコオロギだから苦手意識がどうしても出てしまうんだろう。 そんな事を考えながら街を歩きながら大森林に下見に向かうために歩を進める。       

ヤングとは生体の体のサイズの事。「ベビー」「ヤング」「アダルト」と順に成長段階を評価します。


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