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生き物好きが行くVRMMO記  作者: 橙谷 語
冒険の始まり
26/37

豪雪地帯の冒険に出発

投稿が遅れました。中々に執筆が進まず苦戦していました。

ソルの話してくれた内容はこうだった。中央都市からだいぶ離れた場所に雪が降る豪雪地帯があるらしく明日行ってみたいんだそうだ。



「それはいいが。なんで俺なんだ?」


「俺もあんまり伝手がなくてな。うちの妹は参加するから人数は集まるよ」


「ああソルの妹か。妹さん元気?というかファンタジアやってるんだ」


「ああ、あいつゲーマーじゃないんだがファンタジアを試しにやったらドハマりしたみたいでな」


「なるほどねぇ。あの子がゲームにハマるなんて」



その後も長話は続き二時間ほどしてお開きになりソルは宿に戻っていった。俺も今日は片づけをしてログアウトした。今日はぐっすり眠れそうだ。



翌日。SNSをチェックしながらログイン前に朝ごはんを食べていると運営からある告知があった。大型アップデートの実施である。サービス開始してから今までバグ修正などの小さいアップデートは行われていたがここまで大きい物は初めてだ。



サービス開始初日からプレイしている身として非常に楽しみだ。アップデートの具体的な内容は新エリアの追加に新職業の追加に新モンスターの追加、各職業の魔法やスキルの調整など膨大な量が公開されたパッチノートに乗っている



俺に関係があるところで言えば他の魔法と比べて威力で見劣りしていた水魔法の威力が全体的に上がっていたり今まではテイムモンスターにしかなかった満腹値がプレイヤーにも追加される。

満腹値が減るとMPの自然回復が遅くなったり状態異常の空腹が付き移動速度にペナルティが付くようになるようだ。この空腹という状態異常は重なると最悪死に至るという。料理スキルを本格的に上げなくてはならないな。パッチノートを確認しながらファンタジアにログインした。


「みんな、おはよう」



ログインした俺は皆の為のご飯をささっと用意して食べさせて豪雪地帯に行くためのメンバーを決めることにした。今回は寒い地域に行くから爬虫類組はダメだな。連れて行けるとしたらイーグルアウルのエルとレインボーシープのメルとホーリーオーストリッチのホワイトぐらいだ。あとは頑張って現地のモンスターをテイムするしかないだろう。

料理も一杯インベントリに入れて行かなきゃな。まだ待ち合わせまで時間あるし料理してから行こう。



料理スキルのレベルを上げつつ50食くらいは料理を作った後に待ち合わせ場所に向かう。寒い地域に行くので装備もいつものではなく厚手のふわふわの毛が裏に使われた白いコートと風を通さない厚い生地で作られた白いズボンをはいている。この装備をしていないと凍結の状態異常で凍死するらしいので着ている。俺と同じ装備をしている人は少ない。比較的最近発見された地域だからだろう。だが俺と同じ寒冷地装備をしたプレイヤーが待ち合わせ場所の北門にいた。


「ソルとダルク付いてたのか。早いな」


「いや俺たちが早く来すぎただけだ」


「クロウさん。お久しぶりです」


「おお久しぶりだなダルク、元気だったか」


「はい変わりなく」


「じゃあ挨拶もほどほどにして行くぞ」


俺を含めた三人はそれぞれの騎乗可能なモンスターや馬に乗って北の寒冷地の探索を開始した。

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― 新着の感想 ―
空腹値が減るなら満腹に近づくから良いのでは?満腹値なら減ると空腹に近づくからマイナスの効果出るのわかるけど。
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