友人に連れられて
お盆休みが明けたので投稿を再開します。よろしくお願いします。
俺はホワイトに乗りながら馬に乗った友人のソルに連れられて中央都市から少し離れた砂漠にやってきた。見渡す限り砂しかない。
「なあソル。どこに猫がいるんだ?」
「この砂漠にあるオアシスだ。オアシスには色んなテイム可能モンスターが出るんだが。その中でも低確率で現れるレアモンスターがサンドキャットだ」
「なるほどなあ。気合い入れるかあ」
それから数分して俺たちはオアシスに到着した。到着した今もサンドリザードやラクダなど砂漠の生き物たちがたくさんいるが肝心のサンドキャットはいない様だ。
「今はサンドキャットはいないみたいだな」
「レアモンスターだ。そう簡単に出たら価値が下がるってもんだが実は比較的簡単に見つけられる方法があるんだよ」
ソルが話した方法はこうだった。砂漠にはサンドキャットの巣穴が見つかることがあるらしくそれを見つけたら100%確実にいるそうだ。
「よし!!その方法で行くか。ホワイト行くぞ」
オアシスの綺麗な水を飲んで元気いっぱいのホワイトを呼んでソルと共に早速巣穴探しを開始する。
20分数個あるオアシスを転々としながら広大な砂漠を探し回ったが一個も見つからなかった。
「マジで見つからないな」
「言っただろ。比較的簡単なだけだって」
「諦めるもんか。砂漠の天使は絶対テイムして見せる」
その後さらに20分探し回りようやくサンドキャットの巣穴を見つけることができた。遠目から巣穴の中にサンドキャットがいるのが見える。
「にしても巣穴が本当にわかりづらいな」
「サンドキャットの巣穴は天候によって見つける難易度が上下する。そのせいでテイムできている奴はほとんどいないんだ」
サンドキャットの巣穴は砂の地面に少しだけ穴が開いてるだけのものだ。サンドキャットが入っていく姿を見なければ俺たちは発見できなかっただろう。
「早速テイムを試みようと思う」
「おう。ゆっくり行ってこい」
俺は忍び足でテイムの有効射程内に入る。有効射程にギリギリに到着した俺はサンドキャットに向けてテイムを放つ。
「テイム!!」
【サンドキャットのテイムに成功しました】
【名前を付けてください】
「ソルやったぞ!!」
「よくやった。努力が報われたな」
種類 サンドキャット 名前 モチ Lv42
HP 500 MP 1240 生体状態 ヤング 性別 雌
筋力 100 耐久 72 俊敏 300 知力 96 精神 80
スキル 地魔法Lv34 猫の体 狩猟Lv22
「今日はありがとうソル」
「いいってことよ。俺もモンスター狩って経験値稼いだし」
そういって話しながら俺たちは砂漠を後にした。
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