表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
生き物好きが行くVRMMO記  作者: 橙谷 語
冒険の始まり
21/37

中央都市に向けて②

7000PVを達成しました。ありがとうございます。

ゲンキを仲間にした後、敵を倒しながら進む俺たちの前に新しい敵が現れた。



「トレントか、テイム不可モンスターは初めて見たな」



俺たちの前に現れたのはトレント。テイマーである俺には扱えないモンスターだが召喚士ならトレントを使役できるらしい。俺にはあまり縁がないモンスターだな。そんなトレントは魔法であっさり倒してしまった。



「敵とのエンカウント率が高くなっているな」



森を抜けようと山道を進むに連れて敵と遭遇する率が高くなっている。気お付けながら山道を進む俺たち。そんな中ゲンキが俺の肩から降りてどこかに走っていった。



「どうしたんだゲンキ、何かあったのか?」



ゲンキが走っていった場所から即座に何かを拾って俺の所に戻ってきた。そして拾ったものを俺にくれた。ゲンキが拾ってきたものは錬金術で使える魔草というアイテムだった。中々採取ができないMPポーションの材料だ。



「ゲンキの物拾いというスキルはこれだったのか、ありがとうゲンキ」



その後もゲンキは何かアイテムを拾ってくれるようになりアイテムが潤った。

これで錬金術がいっぱい出来ると思いながら山道を歩いているとだいぶ歩いていたからか周りが暗くなり夜になった。夜は視界が制限される為危険だ。注意しなきゃと思っていたら。近くの木がガサッと揺れて俺たちに襲い掛かってきた。



「イーグルアウルかベンガルワシミミズクみたいな見た目だな」



イーグルアウルは文字通りベンガルワシミミズクまんまな見た目だが体色が全然違う。現実の色は明るい茶褐色だがこっちは茶褐色より黒が多めで夜間なこともあって目視がしづらい。そんなイーグルアウルが再び襲い掛かってくる。



「風魔法のエアカッターか、面倒だな」



魔法を撃ってきているイーグルアウルは体色を生かした戦法で俺たちに姿を現さずに攻撃してきている。早く終わらせないとジリ貧だと思った俺はホワイトに指示を出す。俺の指示でホワイトが魔法の詠唱を初めて即座に完了する。

放たれた球状の魔法は目の前で爆発した。俺たちも目を覆い隠す。ホワイトが放った魔法はフラッシュボムという光魔法で非殺傷性の目くらまし程度の魔法だ。だがそんな魔法もこの環境では非常に有効だったようだ。フラッシュボムを真面に食らったイーグルアウルは俺たちの近くに落ちてきた。落ちる瞬間にホワイトの強烈な足蹴りが直撃した。




半分ほどHPの減ったイーグルアウルのテイムを試みる。



「テイム!!よし成功だ」



【イーグルアウルのテイムに成功しました】


【図鑑が更新されました】


【名前を付けてください】


名前かあ、名前はエルにしよう


種類 イーグルアウル 名前 エル Lv30

HP200 MP780 生体状態 アダルト 性別 雄

筋力 90 耐久70 俊敏 80 知力90 精神 64

スキル 風魔法Lv22 梟の目 魔法使い 狩猟Lv5



ステータスを見る限りはかなり優秀だ。魔法も優秀だし魔法使いスキルと狩猟スキルもある。魔法使いスキルは魔法の威力が上がるスキルで純魔法職は皆持っているらしい。俺も今度取ろうかな。



狩猟スキルは狩りに最適な環境下で紛れやすくなり目視がしにくくなるスキルらしい。最後の梟の目はとても目が良くなるスキルらしく暗視の効果もあるそうだ。森のハンターといった感じだな。



「よろしく頼むぞ。エル」



嬉しそうな顔をするエルはHPが自動回復しきったからか元気に飛ぶ。エルには木の上からの監視をお願いした。頼もしい仲間が増えたことでドンドン中央都市に向けて歩を進める俺たちだった。

面白かったらブックマークと評価をお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ