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生き物好きが行くVRMMO記  作者: 橙谷 語
冒険の始まり
17/37

海底遺跡探索の記録4

俺たちは準備もしっかり整えて覚悟を決めてボス層に入った。ボス層はだだっ広い広場のような場所。そのど真ん中にボスがいた。


【ジャイアントゴーレム】



人型ゴーレムをひたすらにデカくしたようなボスだった。HPバーは二本ある。ボス層に入ったことで戦闘が開始しジャイアントゴーレムがその大きな拳を振り下ろしてきた。


「避けろ!!」


あんなの食らったらひとたまりもないぞ。ジャイアントゴーレムの拳は地面に向けて振り下ろされ土煙が経っている。俺たちはすかさず魔法で攻撃を開始する。



魔法は弱点の目に直撃しHPが減る。一本目のHPバーの半分行かないくらいまでは減らせたが相変わらずの防御力だ全然減らない。長期戦になりそうだ。



「ようやくHP一本目終わりか」



一本目もようやく終わりに近づき始めている。HP一本目も後ごくわずかだ。

ジャイアントゴーレムが拳を振り下ろしたその時グリーンの風魔法が弱点に命中しHP一本目が終わる。



ジャイアントゴーレムはHP一本目が終わると目が光りだし魔法陣が出て光を溜めて放ってきた。エリアを分断するように一直線にジャイアントゴーレムの放った魔法は全員躱せたものの魔法が放たれた地面は赤熱し壁を作るように熱気を放っている。とても歩けそうにない。



ジャイアントゴーレムの放った魔法により俺たちはエリアを分断され苦戦していた。エリアを分断された事によりダメージを食らう率が高くなっていて回復ポーションの消費量が高くなってしまい、もうほとんど残りがない状態になってしまった。



しかもジャイアントゴーレムの放った魔法によりできたこの熱の壁は近づきすぎると少しずつHPが減る仕組みでこれも相まって苦戦していた。HPは二本目がようやく半分来たところだ。そろそろ決着をつけないと。魔法を当てながら考えていると俺たちのエリアを分断したあの魔法をまた詠唱しだした。皆で一斉に魔法を放ちHPを削り切ろうと試みる。間に合わない!!と思ったらHPが全部なくなっていてジャイアントゴーレムが光となって消えていた。



「どういうことだ!?」



俺は戦闘中のログを確認する。そこにあった文章は見慣れない文章があった。



【弱点にマゼンタの魔法が命中。スキル幸運が発動ダメージがアップ】



あの幸運とかいう、どこで使うか分からないスキルが発動していたのだ。



【海底遺跡をクリアしました。おめでとうございます】



【ダンジョン脱出後、報酬が送られます】



どんな形であれ、クリアしたのだ。皆でクリアを喜び合う。俺たちの目の前に帰還用ポータルが出現していたので地上に帰還する。



帰還用ポータルで帰ってきたのはダンジョンに向かった浜だった。ここからなら第三の町が近いしすぐに第二の町に帰還できそうだ俺たちは足早に第三の町のポータルを使い第二の街に飛び。家に帰ってきた。グリーン達も疲れたろうし餌をあげて俺もログアウトしよう。ホワイトは帰還した俺たちを見てすごく喜んでくれた。会いたかったぞーホワイト。明日たっぷり遊ぼうな。

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