表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
666 the number of beast   作者: みい
5/5

黙示録アプリ

今後の予定を決めた彼女たちは各自で黙示録を読むことに。

「さて、とうとう終末時代に突入してしまったわけですが、何が起こるか振り返ってみたいと思います。」

「振り返るもなにも私は知らないんだけど。」

「空から星が落ちてきて4分の1が死にます。」

「……。」

「それから月が血のような色になり海もそのようになります。」

「月が赤くなるの?」

「それから人々は宗教を統一し一人の王を立てます。そしてその王に逆らうものは虐殺されてしまうのです。」

「なんか話が飛躍しすぎじゃない?」

「でも黙示録にはそう書いてある。」

「んー」

さすがにこのライトノベルみたいな話を信じるのは、難しいな。

とはいえ、この神隠しのような現象が聖書?という本に書かれていたというのもきになるんだよなあ

「わたしたちオカルト研究会では暫くのあいだ。黙示録研究会になります。」

春香が宣言する。そういうのって部長の麗奈が決めるものじゃ……。

「そうだね」

そうなんだ、そこは良いんだ。

春香は持ち前の積極性を生かして今後の活動をどんどん決めていく。

「今日は各自で黙示録を読んでおくということで解散」

「ちょっと私聖書ないよ。」

「アプリで無料であるからそれでいいよ。」

「聖書ってアプリであるの??」

というわけで今日は解散した。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ