プロローグ
神は実在していたし、悪魔も現実に存在している。世界は人口の4分の1を失い。空から星も太陽も隠されてしまった。毎日昼間でも薄暗い。
弱肉強食の世紀末のような時代になってしまった。
こんな状況になるまで神を信じていなかった自分は本当に愚かだったのだ。
夜になると血の色に光る月が空に光っている。
昔の綺麗に光っていた月や星はもう見えない……。
神と悪魔の最終戦争に巻き込まれてしまった。
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ヨハネの黙示録13章18節 「ここには知恵が必要である。理解のある者は、獣の数字を計算しなさい。その数字は人間の数字である。そして、その数字は六百六十六である。」
第一章 プロローグ
「神なんていないよ。」
「今は科学とイノベーションの時代。神や宗教なんて時代遅れだ。」
「人間は偶然の産物でサルが進化したものに過ぎない。」
神や宗教なんて物は昔の人間がつくったもので、神を信じることで苦しさを紛らわせたり、権力者がコントロールに使ったものだ。私はそういうものだと思っていた。ほんの数年前までは……
しかし、世界は変わってしまった。
神は実在していたし、悪魔も現実に存在している。世界は人口の4分の1を失い。空から星も太陽も隠されてしまった。毎日昼間でも薄暗い。
弱肉強食の世紀末のような時代になってしまった。
こんな状況になるまで神を信じていなかった自分は本当に愚かだったのだ。
夜になると血の色に光る月が空に光っている。
昔の綺麗に光っていた月や星はもう見えない……。
神と悪魔の最終戦争に巻き込まれてしまった。
残されてしまった私たちはヨハネの黙示録を頼りに生き残るしか道は残されていない。
この後も続きます。ブックマーク、評価していただくと励みになります。