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魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第十一章:やり残したこと
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三世界会議Ⅴ


 脱線から始まった会議は休憩を挟むことで仕切り直し、改めて魔王が俺が話した嫌がらせの全容を話す。


 内容を聞いた天界側、エルフの郷側は驚いたカオをしたが、エルフの郷側は特に何か反論や指摘をすることなく「手伝えることが有れば言ってください」とだけ口にした。


 天界側については、それはもう苦虫を噛み潰したような、物凄く苦く動物や魔物の糞尿にまみれた薬草を口にした時のような、そんなカオをしていたが、どうやら彼女達的にもこの提案は盲点だったらしい。最初に脱線した時のような茶々は一切やらなかった。


 子供が思い付くような内容だし、ここに集まる面々は俺を除いて皆『世界』というたかが人間1人がどうにか出来ないモノを監理する側の奴等だ。だからそこにガキの遊びみたいなことが実際に思い付けるような奴が居ないんだろう。そういう視点が無いか最初から選択肢から除外してるかなんだろう。


 アンガルミアと魔王に呼ばれた天族は「こんな子供の遊びみたいな方法で……?」とか、「あの方の至宝の力をこんなやり方で使う……?」だとか、「いやしかし、これを私自身が思い付けたか……?」とか、特に迷走しているようだった。



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