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魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第十一章:やり残したこと
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たまにはまったり


 「今は?」


 「夜中だね。夜食でも食べるかい?」


 「食べる」


 「はいどうぞ」



 魔王からスープが入っているだろう深皿の皿を差し出されたため起き上がる。


 案の定スープで、どうやら今夜は兎肉と豆のトマトスープらしい。

 魔界の食べ物は美味い。変な食材も有るが、大概が質が良くて一杯で満足出来る。


 最初に兎肉に口を付け、次に豆と一緒にスープを飲む。今日も美味い。



 「美味しそうに食べるねぇ。そうだ、レヴィアタンとの逢瀬はどうだったの?」


 「逢瀬とか言うなよ寒気がする。まぁ楽しかったよ。あぁやって過ごす楽しさを知れた」


 「良かったじゃん。なのに足りないんだ?」


 「足りないな。こればかりはもうどうしようもないと思う」



 話しながら食べ進め、食べ終わったところですぐに皿を回収された。


 その後何を話すわけでもなく、ただ呆然と時間を潰した。



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