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魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第十一章:やり残したこと
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デート:レヴィアタン


 先に宣言しておきます。

 しばらくこれまで避けて来たラブコメのような他愛無い日常パートが続きます。




 「デートに行きましょう?」



 ある日の食堂で、朝食を食べている時にレヴィアタンからそんな誘いを受けた。


 もう1度言うが、食堂だ。当然他にも人は居る。

 今はサタンとルシファーとベルゼブブ、それにベルフェゴールの介護をしているアスモデウスか。


 食事を摂る手を止め、一拍。色々と言いたいことや聞きたいことが込み上げて来たが、それ等全てを呑み込んで、一言。



 「断る」


 「断られるのを断るわ。さぁ、食べたら早速、街へ行くわよー」


 「おい、食べ難いだろ、抱き付くな」


 「貴方はどちらの手でも食べられるじゃない、私が腕に抱き付こうと困らないでしょぉ?」


 「食べること事態は困らないが、精神的に鬱陶しくて困るから離れろ」


 「あら酷い。アタシってそんなに魅力無い?」


 「そういう話以前の話だ。良いから離れろ」


 「もぉ、仕方ないわね……」



 急な誘いと抱き付き、これまでにも何度か有ったが、何故か今回はよりしつこい。なんだコイツ。何が狙いだ?



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