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魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第十一章:やり残したこと
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魔界のエリクサー


 「苦ッ、マズッ、なんだこれ?!」


 「エルフの郷の世界の王の体液を混ぜたポーションがエリクサーなら、これは魔界の王の体液を混ぜたポーションだよ。そうだな、ソーマとでも名付けようかな。

 効能は予め知ってたけど、初めて作ったよ」



 疲れからか身動きが取れないため身悶えることも出来ないが、飲まされたソーマとかいう薬は俺の何かを確実に癒した。


 何を癒したかと言われれば、恐らく魂とか、俺の存在としての器とか核とか、あとは生命力とかその辺だろう。戦う前よりも確実に力を感じる。

 たった1滴なのにこれだ。小さな小瓶1つほどでも1度に飲み干せば、俺の体は堪えきれず爆散してしまいそうだ。



 「じゃあサース、これを1日1滴ずつこれから毎日飲んでね。3ヶ月後には朝起きた時と夜寝る前に1滴ずつ、その半年後には食前に1滴ずつ、その更に1年後には残った分を飲み干して。


 腐ることはないから安心して。それに腐るとかいう概念は無いから」



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