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魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第十一章:やり残したこと
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魔界での連戦Ⅴ


 その後も魔王からの魔法を防ぐか避けるか返すかしながら何体もの魔界の魔物と戦った。


 次に来たのはキラーカニバル。タコの頭を無くしてひっくり返したような見た目の大口開けた触手の魔物だ。口の中は強力な酸が滴っていて、一瞬でも触れればその場所の筋肉までが溶ける。その口の中に獲物を触手で放り込んで筋肉を溶かして抗う力を奪い、口の奥の胃と腸の両方の役割を持つ胃のような場所へと呑み込み、ゆっくりと溶かし、ある程度栄養を吸収出来たら吐き戻すという聞くだけで気持ちの悪い魔物だ。


 魔剣で触手を斬ったり、胴体の部分を斬り付けることで弱らせ倒した。



 その次に来たのはキラーデスマンティス。早い話が、死の化身を連想させるような鋭い鎌を持った大きいカマキリだ。


 魔剣もトラトトも使わず、魔王の魔法の盾にすることもせず、普通に鎌と脚と胴体と頭部の関節を水を纏わせた手刀で斬り落とした。



 その次はスレイプニル。多脚の馬だ。主な攻撃方法はその脚の多さから来る馬力の凄い突進と雷を使う魔法だ。喰らえば一溜りも無いのは当然のことだが、俺の水とは頗る相性が悪い。突進する時は帯電までするから本当に質が悪い。


 大刀・餓鬼の代わりに創っておいた大刀で正面から一刀両断することで倒した。



 これまで戦ったことの有る魔物、戦ったことの無い魔物、調子に乗った魔王により更に増す破壊の魔法を処理し続け、気付けば魔王曰く3日も戦っていた。



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