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魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第十章:見切り
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▼side Another act3:樹Ⅱ


 木の生えてる場所の周囲には泉が出来ていた。

 それは元々サースが造ったものだったが、今は雑草が生え、中には花まで生えている。その木を中心に草花が生え始め、1ヶ月経った今では砂漠の中のオアシスのような状態になっていた。このまま行けば、1ヶ月後には2人が過ごすには十分な草原のようになっているだろう。



 「取り敢えず、水が有る。今夜はここで過ごし、明日から少しの間はスァールァドーク殿の許で過ごそう。そしてスァールァドーク殿の許で過ごす間に食べれる植物の種や株、建物に使える樹木の種や株をあそこに移そう」


 「そうですね。スァールァドーク様のご飯は恐らく私が作ることになるでしょうから、その時に味付けなどで使える植物を覚えましょう」


 「そうだな。これからは初めての経験ばかりだろう、明日から互いに頑張ろう」


 「当然でございます」



 夫婦2人は、翌日から訪れるだろう初めての経験に胸を高鳴らせ、残った食糧を食べ、色んな意味で盛り上がり眠った。



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