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魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第十章:見切り
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女、3人も居れば姦しい


 「ねぇねぇ、小人さん達は何処から来たの?」


 「小人さん達は何が出来るの?」


 「小人さん達は」「小人さん達は」「小人さん達は」



 姦しいとはこの事か。

 巨人族とはいえ女は女だということか。


 俺達は小人さん達と呼ばれることになった。

 彼女達からすれば確かに俺達は小人と呼ばれてもなんらおかしくない。ただ、それにしてもうるさい。今1番身近な女がアルメガということもあり、一層彼女達がうるさくて仕方ない。


 そんな彼女に連れられ、俺達は彼女達の『里』へと運ばれている。歩幅の問題や俺達の移動速度と彼女達の移動速度を思えば効率的な答えではあるんだが、だからこそ彼女達の声がより近くで聞こえてうるさいったらない。


 ブラファーはアルメガを抱き締めることで苛立ちを抑えてるようだった。アルメガは困った様子だが、満更でも無さそうで、だからこそ2人の世界が出来上がる訳だが、それが巨人族達の乙女心というヤツを刺激したらしい。


 ブラファー夫妻のことを大人な夫婦と見るや、彼等には話を聞かず、どういう訳か俺に彼等のことを聞き始めたんだ。

 2人の邪魔をしてはダメだとでも思ったのか、相手が居ないと俺を馬鹿にしたのか、彼女達の質問の対象は必然と俺となった。


 ガキ、と一言で吐いて捨てることも出来るだろうが、なんとか押し留まり、俺は俺で黙ることで彼女達の猛攻を躱しその『里』に着くまで黙り続けた。



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