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魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第十章:見切り
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スァールァドゥークのモノ


 「サース、ソレ等は?」



 初めて会った時以上に殺気立ったスァールァドゥークがブラファー夫妻を睨んでいた。


 スァールァドゥークのモノを見れば……、なるほど。警戒と猜疑か。



 「落ち着けスァールァドゥーク。今日はいつものとは違って話をしに来たんだ」


 「話?」


 「色々有って、俺はこの人界を離れることになったんだ。その関係で色々な所を回ってるんだ。後ろの2人はその行った所の1つの群れの元長とその番いだ」


 「……連れてきた説明になってない」


 「言っただろ、群れの元長とその番いだって。群れの次の長を選んで群れから2人は今行く場所が無い。だから今は俺に俺に着いて来てるだけなんだ」



 スァールァドゥークのモノから警戒の色が少し薄まる。

 説明したことで少なからず納得したんだろう。


 スァールァドゥークも俺との交流で、かなり人間のような情緒が身に付いたように思う。

 だから出会った頃のように問答無用に攻撃されることは無くなった。


 だが、薄まったとはいえやはり警戒したままだった。



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