表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第十章:見切り
529/689

大山ダンジョン到着


 いくつかの言葉を交わして、大山ダンジョンへと向かう。

 途中、何度も何処へ向かうか聞かれたが、敢えて伏せて移動を続けた。

 スァールァドゥークは会って自分で感じてみないとどう形容していいかわからない難しい相手だ。先に余分な情報を与えず、初めてのスァールァドゥークと対面させた方が、ブラファー達にもスァールァドゥークにも良いと思ったから伏せた。



 ドルドルン達の住んでいた山からスァールァドゥークの居る大山ダンジョンへは、普通に歩いて行けば数ヵ月は掛かるだろう距離が有る。空を進んだとしても多少の時間は掛かり、結局夜を3回も明かした。その間ブラファー夫妻については、本人達の宣言通り一緒に寝ていた。

 ただ、本当に落ち込んでいたようで、普段の俺を無視した2人の空間が形成されることはなく、とても静かなものだった。


 そんなこれまでの移動の中で1番過ごしやすい移動を終えて大山ダンジョンに着くと、珍しくダンジョンの入口にスァールァドゥークの姿が在った。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ