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魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第十章:見切り
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「……どれだけ待てば良い?」


 これまで標準語だと思い使っていた言葉が方言だということに気付きました。

 そのため今後の更新は標準語の方で統一しようと思います。


 具体的には、これまで散々出てきた『仕舞う』や『さっさと』や『そそくさ』等です。


 『仕舞う』は『片付ける』。

 『さっさと』は『直ぐ様』。

 『そそくさ』は『せわしなく』や『慌ただしく』などで統一していこうと思います。


 あらかじめご理解ください。




 魔剣と聖剣の能力がわかったところでドルドルンを見る。



 「それで?これをどうしろと」


 「物考える時は手慰めに何か物作ってるのが1番考えが纏まるんだよ。それで渡す相手も居ないからお前用で打っただけだ。捨てても良いし誰かに渡しても良い。好きにしな」


 「じゃあ、貰っておこう」



 言って宝物庫へと片付ける。


 1拍の間を置き、



 「それで、答えは?」


 「気付いているだろうが、儂は行かん」


 「だろうな。短い間だったが世話になったな」


 「まぁ待て。そう事を急ぐな」



 聞きたい返事も聞けたため直ぐ様次の場所へ向かおうと踵を返したら、ドルドルンに肩に手を置かれることで止められた。



 「儂は行かんとは言ったが、他に行きたいという奴が居るかもしれん。それを聞いてから儂達の答えとさせてもらって良いか?」


 「……どれだけ待てば良い?」


 「そんな時間は掛からん。これから招集の鐘を鳴らす。そうして集まったドワーフ達に話をして、行きたいと言った奴だけ上に残す。残るも残らぬも決まったらまた鐘を鳴らすから、その時にまた上へ来てくれ」


 「……長くても明日の朝だ。流石にそれ以上は待てない」


 「それだけの時間が有れば十分だ」



 そう言ってドルドルンはその場から姿を消した。

 恐らく転移なんだろうが、転移にしては魔力の起こりも感じられなかった。

 ……ダンジョンの機能での移動か?


 そしてすぐ後に鐘が鳴った。



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