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魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第九章:人類の敵
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集団転移


 穴の中で奴が何か動こうとする度に魔王が先に奴へ攻撃をすることで奴がやろうとする何かを悉く潰していた。そしてそれは、奴が何かやったから始まり、それに対して魔王が何かをやった結果、奴の行動全てが封殺されているように見えるという話だ。

 双方が何をしているのか確認出来た訳ではないし、完全な想像だが知覚出来るような戦いでもない。その事に歯痒さを感じながら、更に穴が拡がっているように見えたため帝2人を連れて観客席へと移る。



 「っ……。…………」



 「あの戦いを見てもまださっき言ったことと同じことが言えるか」なんて感情のままに聞こうとしたが、無意味ということを先程のやり取りで理解したことを思い出して押し黙る。


 アレはもはや洗脳だ。どういう訳かこの人界全ての人間に植え付けられた呪いのようなものだ。でなければ、そう思わなければ、あの脊髄反射で魔族は悪と断じて排除しようなんてしない筈だ。そうじゃないとあの問答無用さは説明がつかない。


 炎帝の避難誘導はまだ終わりそうにない。炎帝に拘束する帝2人を押し付けたり、俺も避難誘導の手伝いをするのは拘束している2人を思うと現実的じゃないだろう。


 今俺が出来る最善は?そう考えた時、1番手っ取り早いのは、この場に居る魔王の邪魔になる存在を早く退かすことだ。

 今の俺達は確実に魔王からすれば足枷と代わらないことだろう。なら、だ。


 魔力を練る。今は戦闘時ではないため切羽詰まるような緊迫感は無いが、早くやった方が良いのは代わらないため切迫感は有る。


 急いで魔力を練り上げ、練った傍から回復する魔力全てを次に使う魔法の為に練り続ける。そうして十分に魔力を練ることが出来たと判断した時に今1番適切と言える魔法を観客席の全ての生命を対象に使用した。



 「転移」



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