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魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第九章:人類の敵
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卒業試験:VS総帝Ⅳ


 「さぁ、これで最後の魔が討滅された。あとは全ての魔の根源た、るッ?!!」


 「誰が魔だ。誰が魔族だ。むしろ悪の根源はテメーの方だろ」



 撃ち出した水の奔流は破壊されることなく奴を更なる天へと打ち上げる。


 その間に地面から出て、魔力を少し練って溜めてから奴を追い掛け宙へと駆け上がる。


 奴はまるで空を足場にしているかのように足と手を空中に着けて飛ぶ力を殺している最中だった。

 そんな奴に顔面に拳を叩き込む。それでまた奴は飛んで行き、それを追い掛ければ、今度は破壊の奔流が迫って来た。



 「人のこと言えないが馬鹿の一つ覚えだな」



 破壊の奔流を上に避けて足裏に練っておいた魔力を展開して破壊を防ぎ、坂を滑り下りるかのように破壊の奔流を足場に奴へ近付く。



 「しつこいよ君!」


 「だったらその体を持ち主に返せ。俺が戦いたいのはその体本来の持ち主だ」


 「これはもう私の体だ!!」



 俺達の体が空中で交わる。それと同時に俺の拳が、脚が、奴の体を否応なく襲う。


 奴は反撃して来ない。なんなら小さい子供のように頭を抱えてその場で丸まることで俺の攻撃を防ぐ有り様だ。


 そのまま殴り続け蹴り続け、軌道修正しながらギルドの訓練場へと戻る。


 自然落下速度よりも速く俺達は地面へと近付き、奴は体の前面から、俺はその背中を足場にするように着地する。

 着地しても尚殴り続ければ、またも俺の目の前から破壊の奔流が放たれた。



 「ウゼェッ!!」



 それを力で抑え付けるかのように全力で魔力を消耗し続け、時々その奔流の勢いに押されて手や腕が出血することも有ったが、最後には奴のうなじに手を掛けた。



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