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魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第八章:世界の王
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ガレリアの回復


 「さて」



 魔王は一言呟くと、動かなくなったエルフの体、どうやってかはわからないが圧縮し始める。


 心臓辺りを中心に肉体が集まるかのように圧縮されて行き、最後には親指の爪ぐらいの塊になった。

 普通、体を圧縮したりなんかすれば血や肉が出たりする筈だが、そんなことは無く、塊になる頃には木で出来た球体のような状態になっていた。

 何故血や肉じゃないのかは、彼女が普通のエルフではなく、世界の王だったから、だろうか。


 そして塊になったそれを、魔王はガレリアの胸の上に置くと、それを練り込むかのように彼女の胸に押し付け始めた。


 気絶し眠るガレリアに苦しんだ様子は無い。しかし魔王の手が動く度に水分が無くなり萎びたガレリアの体はみるみる内に回復して行き、最後には元々の状態に戻っていた。



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