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魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第八章:世界の王
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「ここは空気に水分が豊富に含まれてるな」


 「それは、」

 「あの薬を飲む前に男日照りだということは聞いた。目覚めた直後の状況からもそれが事実ということもわかる。俺がそれを嫌がるだろうからと、まぁ、無理矢理するのもお前達目線であれば仕方がないことなのかもしれない。


 だがな、流石に残った手足を落とす必要までは無かったんじゃないか?それこそお前等の木属性の魔法で木の床でも用意して床に埋め込むみたいな形で拘束するなりすれば良かった筈だ。にも関わらず落としたのは何故だ?」



 ガレリアが何かを言う前に捲し立てる。

 返ってきたのは聞くに堪えない『俺が人族という劣等種だから』というなんともお粗末な罵詈雑言だけだった。


 久し振りに見た屑に、改めてそういう考えや態度を初対面の相手にやらかす輩共に、なんだか懐かしさを感じる。


 その上で、だ。



 「ここは空気に水分が豊富に含まれてるな」



 言って空気中の水気を操作し、左腕へと集め、拘束するエルフを覆い包む。


 弓を引くエルフ達がより殺気立つのがわかる。

 そしてその内の1人が弓を射って来た。


 だから敢えて水で覆ったエルフを盾にするようにしてその首に矢が当たるように位置取り、実際に矢が水に触れた時には外側だけ上げた水圧で受け止めた。



 「おいおい殺す気かよ。最終確認だが、殲滅しても良いんだな?」



 位置取り的に今1番地位が有るであろうガレリアへ問い掛ける。

 問い掛けると同時に、水を産み出して周りのエルフ1人1人の口と鼻を塞いだ。



 「……どうにもならない?」


 「逆に聞くんだが、どうにかなると思うか?」


 「だよねぇ……」



 徐々にエルフ達へ掛ける圧を上げる。そしてガレリアの口と鼻も水で塞いだ。


 その時だった。俺の真上の空中に黒い球体が現れた。そしてその隣には白を基調とした両開きの扉が。


 黒い球体は真ん中から割れ、扉が開かれたその中から現れたのは、黒い球体の方は魔王で、白い扉の方は背中から鷲のような白い翼を生やした人族が出てきた。



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