表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第八章:世界の王
408/689

外の外は中


 扉を潜るとエルフの男が椅子に座って腕を組んで眠っていた。


 静かに鼻から水を入れて肺を水で満たしてから首を圧迫して完全に落とし、静かに殺す。


 ここはもう敵地だ。情け容赦しない。


 そこから更に道なりに進んで行くと外に出た。

 不思議なことに外に出たのにまだ木の中らしく空は拝めなかったが、何故かとても明るかった。

 頭上には木の枝のような物が見える。だがその規模がおかしい。明らかに大木と呼べる木の幹よりも太い枝が幾重にも伸びていて、その枝に付く葉や枝の周りは光の玉で光輝いていた。



 「出て来ちゃったか……」



 声をした方向を見れば、そこにはガレリアが居た。

 俺や俺を囲むように弓を構えたエルフ達が矢をつがえた状態で待機している。そしてガレリアの隣には背中が曲がって杖をついてる女のエルフがこちらを睨んでいた。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ