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魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第八章:世界の王
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水色の混ざった乳白色の薬


 「久し振りにこんな話せて楽しかったぞサース」


 「君さえ良ければまたこうして語り合いたいものだ」


 「俺も楽しかったぞ。じゃあまたな」



 そこで会話を終え、その足で魔女の瞳へと向かった。


 店に着くと扉にはしばらく休業するという貼り紙が有った。

 時間的にはまだ開いていても良い筈なのに既に閉まっているというのは、待たせてしまったかもしれないな。


 貼り紙を無視して扉を開き中へと入る。

 入るとそこには既にガレリアが待っていた。



 「待たせたみたいで悪い」


 「別に良いわよ。ただこれ」



 そう言って1本のポーション瓶を手渡してきた。

 中身は入っていて、色は水色の混ざった乳白色だった。


 俺はこのポーションを知らない。似た物なら知ってるけど、目の前の薬の詳しい内容はわからなかった。



 「これは?」


 「それを飲むことがエルフの郷へ連れて行く最低条件なの」


 「そうか」



 飲むしか無いなら飲むしか無い。

 躊躇わず一気飲みした。


 途端、急激な眠気に襲われて俺は意識を失った。



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