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魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第七章:魔人創造
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▼side Another act3:アンガント


 何故だ。ふざけるな。なんで。


 ルシファーの心の中はグチャグチャだった。

 たった1回己の見下す種族に負けたからといって、今の状況になるとは露ほども考えていなかったからだ。


 抗議のため口を開くも相手にしてもらえず、悍ましいが具現化したかのような鎖に拘束される。


 人間にも負け、自分の何がダメだったかも指摘され、ルシファーの心は怒りで一杯だった。

 しかし怒りを募らせるほど鎖による拘束力は増していき、呼吸するのが苦しいと感じるほど強く拘束される。それによりまた怒りを感じ……と、負のスパイラルに嵌まる。次第に思考する力さえ拘束され、抵抗する意思さえ拘束されたルシファーは、最終的には考えるのことを止めた。



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