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魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第六章:選択
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▼side Another act2:イチャイチャⅡ


 「貴方が彼に夢中になるのもわかるね」



 ふとした間にイギライアが口にする。



 「俺が夢中なのはイギライアだけだよ」


 「もぉ、ホント口が上手いんだから……」



 そう言いつつその口許はだらしなく緩んでいた。

 そんな彼女へ底無しの慈愛の表情を向けつつ、魔王は「でも……、」と続ける。



 「確かにサースが居なきゃ君と再会出来ることは無かっただろうし、サースが居なきゃ精神的に充実した今の毎日は無かっただろうし、唯一無二と言える友人なんて夢のまた夢だったと思うと、彼には感謝しても感謝しきれないね……」


 「そうね、彼は本当に英雄なのね……」


 「しかも世界がそのリソース全てを注ぎ込んで産み出した英雄だ。例え重要要素である総魔力量が奪われようと、全てが世界の発展に繋がるよう出来てる。

 しかもその人格は凄く俺好みだ、仲良くしたいよね」


 「もう、そういう黒い部分は隠さないとダメよ」


 「イギライアと2人きりだから口にしてるんだよ。君に隠し事なんてしたくないからね」


 「またそうやって……」



 イギライアが手を伸ばし、魔王の鼻先をつつく。


 魔王は魔王でその指に好きなだけ己の鼻弄ばさせ、指が離れようとしたところで今度はその指を口に咥え、その指を舐める。


 「キャッ」という短い悲鳴が上がるが離そうとはせず、むしろ顔を真っ赤にさせながらも愛おしそうに自分の指先を見詰める。


 そんな彼女の姿に頬と鼻の下をだらしなく伸ばしながら、魔王は指から口を離した。



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