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魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第六章:選択
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▼side Another act2:イチャイチャ


 イギライアは魔王と魔界に在る魔王の城の一室でイチャイチャしていた。

 と言ってもバカップルのようにベタベタ接触してのイチャイチャではなく、お互いに机を挟んで座りお茶を飲みながらクッキーなどの茶菓子を食べて談笑しておりそれ以上のことはしていない。しかしその内容は、魔王がイギライアへの愛を囁き、イギライアがそれを嬉しそうに流すというもので、端から見ればイチャイチャしている以外の何物でもない状況だった。


 そんな2人の視界の片方はお互いのことを見ていなかった。

 視界を共有しているわけではないが、お互いに同じ物を視ていた。


 サースだ。


 お互いがサースのことを観察しながらお互いがお互いを視ていた。



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