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魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第六章:選択
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久し振りの香


 水球で上空へと駆け上がり、糸が張り巡らされていない高さまで移動したところで岩場へ向け落下する。


 着地の直前には水球で落下の勢いを殺し、地面間際の上に滞留させて泳ぐ形で着水して地面へと着地した。


 着地と同時に人が通れそうな場所や隙間を探したり、不自然な空気の流れが有る場所を探して、見付けると同時に、久し振りに眠りの香を焚いて見付けた不自然な空気の流れの場所に置き、その場所から視覚になる場所へと移動し観察する。


 体感30分も経てば香の煙も治まり、灰ごと香を回収して魔力を視る眼へと変えて世界を見る。


 そうすれば香を置いた場所の大きな岩の裏に人型の何かが倒れるように寝息のような動きをしていることがわかった。


 目の前の岩が出入口の扉だと判断し、その岩を宝物庫へと仕舞う。


 中は普通に自然に出来た横穴のようなものかと思ったが、階段のような物まで有り、明らかに人の手が加わっていることがわかる、そんな洞穴だった。

 そして岩を収納する前からわかっていた通り、その洞穴の地面には獣人族の姿をした奴が俯せで倒れており、呼吸し辛そうだが寝息を立てていた。



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