魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺

第六章：選択

村に着き、

　村に着き、出された依頼のことを話して村長の家へと通される。

　そこで話を聞いて、村の建設途中の家の軒下を借りることになった。

　着いたその日は野宿の準備をし、前衛組は今夜の食べ物を獲るために森へと入った。後衛組は村でキラー種をどの辺で見たのかを聞き込みしてもらい、俺は持ってきた素材やポーションを村に卸したり怪我人や病人の有無を聞いて、それぞれに合った薬草を採取するために森へと入った。

　そうして着いた1日目は村へ貢献して開拓村の手伝いを行い、翌日からキラー種の本格的な捜索を開始した。