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魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第六章:選択
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ふざけてやがる。


 本当にこの国は終わりなのかもしれない。過言かもしれないが、国どころか人類そのものが。だからといってじゃあ俺がと奮起する気は全く無い。

 俺への国や力を持った奴等の態度的にこちらが折れてやる気は毛頭無い。


 配られた依頼内容を聞いて、内心どう思ってるかなどは別として、全員が依頼の難易度に舞い上がった。

 それはもう舞い上がった。自分達が請けれる依頼が、本来ならAランク以上の者しか請けられない依頼だったからだ。


 余計に頭が痛くなる。

 特にガラギスは父親のように民衆を守れる者になりたいとほざいていたのに、依頼の危険性については全然頭に無さそうだった。


 唯一ウィリアム・パリスだけがカオを歪ませて冷や汗を垂らしていたが、結局こいつもこいつで「実力を見抜かれたのか」とかほざいてたから救いが無い。


 ギルドからの嫌がらせなのか、それとも俺に投げとけば良いとでも思っているのか、何にしろふざけてやがる。



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