表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第六章:選択
274/689

下級生との顔合わせⅢ


 話し合い、俺達は翌日の放課後から連携のために動くこととなった。


 昼飯食いながら軽く雑談をすれば、エギル・ラークは剣だけを使う一般的な駆け出し冒険者という感じらしい。駆け出し冒険者というのは俺がエギル・ラークから聞いた話でそう判断した。知識がまだまだ浅い。


 モナーク・グリアは普通の魔法使いだ。つまり体力も無ければ魔法の練度も低いということがわかった。というか、この学園に入ったのも今後の人生が楽になるからとかそんな感じの理由のようだった。

 この女とは本当にこの件が終われば金輪際関わらない方が良い。関わればそれだけで身を滅ぼしそうだ。


 イリア・グリーラもエギル・ラーク同様剣士だった。だが先2人とは違い剣の腕がギルドランクEの実力ではなく普通にDランクは有りそうだった。彼女はどうやらいわゆる剣道場のような場所で剣を少し修めていたらしく、師から実戦的な戦い方を覚えろと言われ武者修行のようなことをするために冒険者になったらしい。

 しかもこの時代にしては珍種と言えるぐらい珍しく、生きるための剣術ではなく技術を極めるための修行らしい。

 聞いている技術力を思えば、彼女がEランクに居るのはそういうことなんだろうと思う。


 そんな会話を終え、最初の顔合わせは終了した。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ