表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第六章:選択
270/689

ウィリアム・パリスの本格的な訓練Ⅱ


 ウィリアム・パリスの訓練の片手間でガラギス・マラベスと模擬戦をする。


 ガラギス・マラベスと戦うことで、彼が何に躓き伸び悩んでいるのかが見えてきた。


 ガラギス・マラベスの戦い方は端的に言えば攻め時と守り時の認識が逆だった。

 攻めた方が良い時に攻めず、守らないとならない時には無謀な特攻を仕掛けてくる。まるで大人が子供に武器の使い方を教えてるかのように、ガラギス・マラベスが上手く戦えたと思う時は、当然だが限ってその攻守の判断がたまたま噛み合った時ぐらい攻守が反対だった。

 剣術や盾術などの腕についてはギルドランクCほどの腕前と言えた。



 「マラベス、お前の何がダメかがわかった」



 だから攻め時に守るような動きをしたら、逆に守り時に攻めるような動きをしたら、その都度指摘して、守ろうとすれば攻めるように、攻めようとした時は守るようにと説明して、あとは永遠と模擬戦を繰り返した。


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ