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魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第五章:強化期間・後編
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▼side Another act4:ウィリアム・パリスのお仕事


 その日、1ヶ月振りに外に出たウィリアム・パリスは青色のローブで顔を隠した人物とサースの姿を視界の端に捉えた。


 サースに己の痴態の責任を取らせるために突っ掛かろうとした彼だったが、すぐに姿を見失い、彼等の行方を探す気も起きず、降って湧いた激情の行き場を失った彼は地面を蹴ってギルドへと走った。



 ☆   ☆   ☆   ☆   ☆



 ウィリアムがギルドにやって来たのは仕事を探すためだった。

 この1ヶ月、彼は実家で羞恥から引き籠もっていたが、そもそも彼の実家は貧乏だ。それこそ働ける者は働きに出て働かなければその日の食事で腹を満たせないこともしばしばというほどに貧乏だった。

 そんな彼が1ヶ月も引き籠もれたのは偏に家族達からの優しさだった。


 しかし長期休暇の間は働き時稼ぎ時だ。そんな時分にいつまでも働かずただ飯喰らいというのは流石に彼の良心と、何より家族達が許さなかった。そのため1ヶ月振りにギルドに向かったのだった。


 ギルドは街の雑用なんかの仕事の斡旋も業務の一環として行っていた。彼がギルドに来たのはこの街の雑用を求めてだった。


 本来彼の年齢を思えば普通に魔物と戦い、その資源を回収することこそを望まれるのだが……、ウィリアムは人には得手不得手が有り、汗水垂らして働くような肉体労働は自分の仕事ではないと言ってそういった仕事をすることはこれまで1度も無かった。



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