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魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第五章:強化期間・後編
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大山ダンジョンⅨ


 すみません。大変長らくお待たせいたしました。

 言い訳になりますが一言。


 残業はクソ。




 まず、そもそも何故スァールァドークがいきなり思考誘導だか洗脳だかをやって来たのか、そして俺への攻撃の脅威度が高くない殺意が乗ってないかを考え出した辺りからがこの話の流れの発端だった。


 そもそもスァールァドークに攻撃は通らない。しかしスァールァドークの攻撃は相手に通る。つまりスァールァドークは一方的に相手を殺すことが出来るということだ。


 にも関わらずスァールァドークは俺を殺せるような攻撃はしてきたが、その攻撃には相手を攻撃するみたいな殺意が無く、人族の脆弱性故かもしれないが攻撃のどれもが即死級ではなかった。


 もちろん殺すつもりの攻撃だったのかもしれないが、だとしたら甚振る必要は無い。

 相手を甚振り悦に浸るような性格だったとしたら、にしては愉悦的感情は無かった。何より俺が最初に反撃した時の声色は諦観のような失望のような声色だった。


 これ等の事から、マトモな他との関り合いを知らず、これまで暴力だけで他との関係性を築いて来た。だからそれ以外の関わり方を知らないんじゃないかと考えた。

 そしてそれは正解だった訳だ。


 話が通じるなら要らない戦闘はしなくても良い。

 今の俺の優先順位は、この無くなった左腕を元に戻すことだ。


 ここからはスァールァドークとの対話での戦いだ。



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