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魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第五章:強化期間・後編
233/689

再会Ⅱ


 今回も定時更新に間に合わせるために物凄く短いです。




 俺と向き合い、俺の攻撃の全てを軽く受け流し軽口を叩いていた魔王はそう言うと、俺に背を向けイギライアと向き合った。


 その後ろから攻撃してやろうと思いトラトトを振るったが、何故か、まるでイギライアが空間を操り俺の攻撃を受け止めていた時のように魔王に当たる直前で攻撃が止まった。


 何度も繰り返し、何度も試したが、イギライアの時のようにその空間操作による防御を突破することは叶わず、まるで相手にされなかった。


 この場に現れた方法もそうだが、何故魔王が空間を操れるようになったのか……は、まぁ空間属性の指輪を創ったのだろうが、それにしてもイギライアより上手いというのはどういうことか聞きたい。



 『久し振りだねイギライア姉さん』


 『天魔君……』


 『貴女が居なくなってから俺は200年ぐらいずっと捜し続けたんだ。でも見つけることが出来なかった。だからこうして生きていてくれて嬉しいよ』


 『彼が私やサラビリアン姉さんのことを知っていたのは貴方が教えたんだね』


 『そうだよ。彼は運命を捻じ曲げられた世界が生んだ英雄だよ』


 『そうなの』

 『彼がそうだったの』

 『今の世界は彼のような存在が必要なほど脆いのね』


 『そうなんだ。今の世界は特に脆い。だから姉さんがより必要だったんだ』


 『そう』



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