表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第四章:強化期間・前編
154/689

『宝物庫』:作成・デザイン


 遅れてすみません。

 今回、これ以上更新が遅くならない為に書き切りたい部分を削っての更新となるので短いです。




 選別を終え、最後に転移した先はいつもの廃城の玉座の前だった。

 そこの真ん中に座り、床に今回使う予定の素材をそれぞれ拡げる。


 取り出したるは、今回ダンジョン攻略で手に入れた指輪と似た効果を持つペンダント、ラウムの鱗と爪と牙、リチャード・ヘングリクセンの左の薬指の先、魔力を帯びた鉄と呼ばれている魔鉄、ルビー宝石の計7種類の素材達。


 まず最初に、魔鉄とルビーの2つを使って土台になる物を創る。形は指輪型だ。ペンダントや腕輪でも良いが、1番邪魔にならないのが指輪のため創るのは指輪型だ。


 紙と書く物を取り出し、完成後のデザインを明確に固める為にスケッチをする。

 先に素材達を取り出したのは、明確に何を使って創るかをわかりやすくしておく為だ。竜人族達のこの魔道具を創る技術は、本人達はドラゴン様、つまりラウムからの恩恵だとか言っていたが、絶対にそんな筈は無い。

 仮に恩恵であるのなら俺みたいに全く関係無い柄や大刀・餓鬼なんかが生まれる筈が無い。


 だから彼等のこの作成技術には、基となった素材やイメージが強く関係しているんじゃないかと俺は考えた訳だ。


 柄の時は、漠然と「強い武器が欲しい」なんて考えていた。

 大刀・餓鬼の時は、俺の弱点である魔力の少なさとあのラウムの弾幕と言える魔法の壁に穴を開けることを強く意識していた。

 その結果生まれたのが、どんな武器にも成れる柄と魔力であれば何でも喰う武器だ。


 このように、意図的に、意識的に創る時に何を創りたいかをイメージすればそれに近い物が出来上がる。

 だからまずは完成品の大雑把なデザインを固める為に書く物と紙を取り出した。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ