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魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第四章:強化期間・前編
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『宝物庫』:準備

 

 最初に転移したのはこの城の宝物庫の前だった。

 どうやら預けたダンジョン産の諸々はここに1度仕舞ったらしい。


 中へと入り、1つ1つの解説を聞いて、聞いた物から指輪へと仕舞う。

 鑑定してもらった中には、これから創ろうと考えている物に使えそうな物がいくつか有った。素体となれる物も有ったため、より完成時のイメージが固まった。


 一通りの解説を聞き終え指輪に仕舞い魔王の顔を見る。

 するとその直後視界の景色が切り替わる。場所はラウムの居たあの広間だ。


 その中央には肉の色をした塊が頭を抱えながら震えていて、見るからに話し掛けられる雰囲気ではなかった。


 しかし魔王は平気で近付き、その爪、その牙、そして薄っすらと生え始めていた鱗を引き剥がし俺へと手渡してくる。

 流石にラウムのことが気になり彼の方を見るが、体はより小さくさせ広間の端へと移動し、頭どころか翼も尻尾も使って完全に縮こまっていた。


 彼のことを気にするのなら、何も触れず、ここから直ぐに立ち去るのがラウムの為だろう。そう思い、黙って魔王からラウムの一部を受け取り、再び転移した。


 次に転移したのは、ヒロィクリの前だった。

 唐突に現れた彼は当たり前だが凄く驚いていて、何故急に現れたのかを聞いてきた。

 だからこれから創ろうとしている物について話し、それに使える宝石や鉱石が手持ちに有るかの確認をしてもらいたいと話した。


 指輪から持っている宝石や鉱石を取り出し彼に見せる。

 その中からいくつかの宝石と鉱石を選んでもらい、選んでもらったお礼に欲しい宝石や鉱石が有ればといくつか渡した。



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