表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王の親友は勇者の親友的立ち位置の俺  作者: 荒木空
第四章:強化期間・前編
149/689

高次元者達の殴り合い


 正直腹が減っていたため何か食べたかったが、それを諦め地下闘技場へと向かう。



 地下へと移動し、地下闘技場に近付くほどに凄まじい轟音が聴こえてくる。


 更に近付けば、中で殴り合っているであろう2人の会話も聞こえてくる。



 「本当に君は強いね!俺の運動の相手には最適だ!!」


 「こちらは!かなり!いっぱい!いっぱい!ですがね!!」


 「とか言いながらまだまだ余裕そうじゃないか!これならもう少しギアを上げても良いかな!」


 「勘弁!願いたく!存じます!」



 いちいち身体強化していなくとも魔王やスケルトンから漏れ出た魔力で、既に俺と戦った時以上に物理的に高位の殴り合いをしていることは見て取れた。


 互いに拳や脚が相手に届くと同時に空間が震え、錯覚でなければ空間に穴が開いているとしか言えないような、まるで勢い良く殴り付けた地面を殴り付けた時のような物が衝突の度に生まれる。

 そしてそれは、恐らくだが次の衝突の前には既に消失していた。修復されたのだろうか。


 そんな殴り合いは、恐らく魔王が満足するまで続くことだろう。

 俺は魔王に時間を作ってもらう立場だということはわかっている。しかし、今回数日寝たのもそうだが俺には1分1秒が惜しい。



 「魔王」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ