ポイント対策をしてみる。
ひとまずもふもふも満足してフェルの上でダラダラとカタログを見ながらちーちゃんに試したい事があると話を切り出した
「前読んでた小説でね、スライムを増殖させて還元してポイントを手に入れるってやつがあったの
だから還元さえできれば、ひとまずのポイント問題は解決しないかな?」
【スライムの還元ポイントは1Pです。】
【新しい称号を手に入れました
〈New〉・発見者
→ダンジョンの隠し要素を発見者したもの。運+50】
おお!
還元もできるみたいだし新しい称号も手に入ったしラッキーだなぁー
「ゆき、良くやった!」
「とりあえずスライム召喚しようぜ」
ちーちゃんが嬉しそうに近付いてくる
「じゃあ大部屋にスライム100匹 あと聖なる泉も設置してー」
さっきゴロゴロしながらカタログで調べてたんだよねぇー
【大部屋 500P スライム100P 聖なる泉 500P 計1100Pを使い、召喚します】
ゴゴゴっと地響きが鳴りやむと扉が出来ていた
「聖なる泉を設置したから5分につき1匹増殖するよー!」
「コア、100匹超えたら勝手に還元ってできる?」
【はい。可能です。】
「じゃあお願いねー!」
「それならポイントもすぐ貯まりそうだな」
ちーちゃんがそう言うと私に近付いて頭を撫でてきた
「ゆき、ありがとな
そんなこと俺じゃ思いつかなかったよ」
ふふ、っと得意気にしているとじゃあ次は俺の番だな、といいフェンリルにちょっと手伝ってくれるか?と頼んでいた
何するんだろう、とフェンリルに乗りながらぼーっと見てたらちーちゃんにひょいっと持ち上げられた
「そこにいると危ないからちょっとベットで待ってろ」
そういうとベットに私をおろし畑の方へ向かった
あぁ、畑を作るのかー
確かにそれは面倒くさいからちーちゃんに任せようと思いゴロゴロしてる内に私はいつの間にか寝てしまっていた
「んん……」
目が覚めるとちーちゃんと目があった
「ちょうど今起こそうとおもってたんだよ」
「ご飯だぞ」
ごはん…ってことはもうお昼ごろなのかー
時間の流れは早いなぁと思いながらのそのそと机に向かう
「麻婆豆腐、オムライス、焼き魚定食 どれがいい?」
ランダム定食を召喚したのかな
てかもう焼き魚定食以外は定食じゃない気がする…
「んー、オムライスかなー」
「分かったよ フェルは麻婆豆腐でも大丈夫か?
焼き魚食べずらいだろ?」
確かに、、骨とか取れないし食べずらいだろうな、
あ、でも狼だし丸ごと食べれちゃうかな?
『よい。 異界のご飯もきになるのでな』
3人でご飯を食べながら畑のことを聞く
「とりあえずジョウロ 5Pとマナの泉 300Pっていうのを召喚したよ」
「マナの泉は植物の成長促進の効果があるらしいからな」
へぇー
確かに聖なる泉もスライムの増殖促進の効果あったし他にもそういうのはあるんだなぁ…
「フェルに聞いたら明後日には収穫できるみたいだ」
『成長促進のスキルを持ったモンスターがいたら明日には収穫できるのだがな』
成長促進のスキルかぁ、、
そんな都合いいモンスターいるかなぁ…
「あとな、ご飯を召喚した時にポイントを見たらめちゃめちゃ増えてた」
「今食べてるご飯のポイントを引いても残り3570Pだとよ」
おお!
順調に増えてるみたい よかったー
「錬金釜召喚できるね!」
「錬金釜はとりあえず後だ」
「合成する物質が何もない状態だしな」
なんでだろう?と思ってたけどその言葉で納得した
確かにここのダンジョンには畑とスライムくらいしかいない
錬金釜を召喚しても無駄になるだろう
「んー、じゃあ私のスキル試してみようかな」
「あぁ、いいんじゃないか?能力を把握しとかないと困るしな」
『何のスキルを試すのだ?』
あ、そっか
フェルは知らないもんなー
「ドールクリエイトだよ ぬいぐるみを作るの」
ふふっと笑いながらフェルに言うとフェルがきょとんとしていた
『ドールクリエイトだと?聞いたことないスキルだな』
博識の称号を持ったフェルでも知らないなんて
よっぽどレアなのかなぁ
「後で見せてあげるね?」
そうフェルに約束をすると私達は残りのご飯をたべ切った
スライム大活躍の章でした
今のところスライムの出番はポイント対策のみです…(´・ω・`)
なぜ100匹固定かって?
筆者が馬鹿だから数が多すぎると計算がおっつかないんだよー:(´◦ω◦`):